Naoko Tochibayashi

Communications Lead, Japan, World Economic Forum

最新記事

市民社会

レジリエンスの高い社会の構築は、食卓から

気候リスクや政治不安が世界的に高まる中、レジリエンスの高い社会の構築はこれまで以上に重要になっています。地域における人と人とのつながりも、その鍵のひとつです。一方、食事をはじめとした生活のさまざまな側面において、誰かと時間を共にするよりも、一人で過ごすことを好む傾向が強まっています。

2024年12月24日
持続可能な開発

高齢者の安全運転を支える日本の取り組みから、世界が学ベることとは

高齢化は世界的にさまざまな課題をもたらしています。日本では、65歳以上のドライバーを指す、高齢ドライバーの増加による交通安全の確保が課題となっています。警察庁のデータによると、2003年から2023年の間に高齢ドライバーの数は約789万人から1,984万人に増え、20年間で2.5倍に増加しました。

2024年12月13日
サプライチェーンと輸送

物流の未来を構築する、自動・効率化システムとは

世界的な電子商取引(EC)の台頭により、物流の需要が高まっています。日本では、過去20年の間に、1件あたりの貨物量が半減する一方、物流件数がほぼ倍増し、小規模の貨物がより頻繁に配送されていることが、国土交通省の報告により明らかになっています。また、EC市場による宅配便の数は5年間で23.1%増加。2022年には約50億個に達しました。

2024年11月30日
気候変動対策

気候変動緩和を最大限にする、森林マッピングとは

森林は、気候変動との世界的な闘いにおいて重要な役割を果たしています。森林は世界の陸地の3分の1を占めており、木は、成長過程に大気中の二酸化炭素を吸収して枝や葉を伸ばし、炭素を「蓄積」するからです。NASAによると、2001年から2019年の間、森林は、毎年およそ76億トンの二酸化炭素を吸収してきました。

2024年11月12日
持続可能な開発

官民連携による、サステナブルな家電の促進とは

技術の進歩に伴い、家電製品のエネルギー効率と持続可能性はますます高まっています。環境省の特設サイト「しんきゅうさん」によると、現在の冷蔵庫は、わずか10年前のモデルよりも最大42%、エアコンは15%効率が向上。一つ一つの製品レベルではもちろんのこと、国レベルで最新式の家電に切り替えることにより、消費エネルギーの大幅な削減が可能となります。

2024年10月31日
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