世界経済フォーラムは、880以上の企業と提携し、各分野のリーダーたちを集めて課題に特化したイニシアチブを推進しつつ、企業に影響を与えるトレンドを追跡しています。こうしたイニシアチブがインパクトに焦点を合わせる一方で、これを補完する22のグローバル・インダストリー・コミュニティが、ピアツーピアの交流を通じてビジネスモデルの変革を可能にします。中でも、約120名のグローバル企業の最高経営責任者が一堂に会するインターナショナル・ビジネス・カウンシル(IBC)は、業界や地域を越えた著名なコミュニティです。
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世界経済フォーラムが主催するグローバルな会合では、各国首脳が自国経済に対する抱負を表明します。また、新たな視点を得て、他のリーダーたちおよび変革の担い手たちとの信頼関係を築く機会にもなります。2024年の年次総会には、350人の各国政府首脳と政府高官、閣僚が参集。各国・地域の省庁の代表者が、インパクトに焦点を当てたイニシアチブに参加しており、自国の経済に影響を与える課題について前向きな変革を推進しています。
地政学的な協力関係が後退し、多国間システムに亀裂が深まる中、世界経済フォーラムは、会合に参加する他の国際機関と継続的に対話を行い、地理的・課題横断的に協力して年間を通じた取り組みを進めています。具体的な協力の形としては、「人道・レジリエンス投資(HRI)イニシアチブ」および「レジリエンス・コンソーシアム」があります。
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世界経済フォーラムのプラットフォーム上にある、市民、消費者、社会的に疎外された人々、労働者、草の根運動および社会的大義を掲げる人々の利益を代表する市民社会組織。その中には、グローバルおよび地域の150以上の非政府組織(NGO)、50以上の世界および各国の労働組合の代表者、100人以上の宗教指導者、70人以上の先住民族の代表者および指導者、そして、多様かつ挑戦的な視点を提供する世界的に著名な活動家や社会運動家が含まれます。
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メディア各社は、会合におけるニュース価値のある瞬間や、会合のインパクトについて、年間を通じて報道。世界経済フォーラムは、メディア各社の協力を得て、リーダーたちや変革者たちとのセッションを進めると共に、ダボスやその他の場所からの放送を時にはライブで行います。
世界経済フォーラムは、パフォーマンス、アート作品、体験を通して、対面での会合を充実させ、地球規模課題とのつながりに対するインスピレーションを与え、デジタル体験を高めて直接的なミーティングをより豊かなものにする活動も行っています。 アーティストたちの協力を得たこのような活動には、会合のオープニングコンサート、展覧会、『カラー・オブ・レジリエンス』のようなアート作品を展示するデジタルサイトなどが含まれます。 クリスタル・アワードは、ダボスにおける年次総会でのみ授与される賞であり、世界の現状を改善し、「ダボスの精神」を最もよく表す優れたアーティストや文化的リーダーたちを称える賞です。
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世界経済フォーラムは、アカデミアと協力して、高等教育と研究の現状について議論しています。フォーラム・センターとの提携を通じて、アカデミアは地球規模課題にインパクトを与えることができます。大学の研究者は、グローバル情勢を改善すべく、グローバルで先進的な視点を持ち、ソリューション志向のネットワークから成る招待制コミュニティの一員です。大学の学長たちは、同フォーラムの年次総会中に開催されるグローバル・ユニバーシティ・リーダーズ・フォーラム(GULF)を通じて、相互に関心のある課題についてピアツーピアの議論を行うことができます。
世界経済フォーラムは、グローバルな課題に取り組み、世界の現状を改善しようとしている、さまざまなセクターのソーシャル・イノベーターを結び付けます。 社会起業家精神を支援する組織として25年以上にわたり活動するシュワブ財団は、構造的な変革を推進する先駆的なソーシャル・イノベーターのグローバルコミュニティを結び合わせてきました。この取り組みを補完するものとして、アップリンク(UpLink)は、432人のトップイノベーターと46人のトップ投資家を1つのデジタル・プラットフォーム上に結集。差し迫った持続可能性の課題を解決する画期的なテクノロジーを特定し、その力を強化して世界の現状を改善しようとしています。
世界経済フォーラムには、世界に前向きな変化をもたらす若者の力を信じる組織の信念を体現したコミュニティがあります。ヤング・グローバル・リーダーズ・フォーラムは、地球規模の課題に前向きな変化をもたらすビジョンと勇気を持ち、インスピレーションにあふれる40歳未満のリーダーを育成します。 グローバル・シェイパーズは、地域社会の変革を推進する500のローカル・ハブにチェンジメーカーを集めています。