白書
成長とレジリエンスに向けた取締役会のリーダーシップ:気候・自然ガバナンスの指針

本白書では、気候と自然に関する取締役会レベルのガバナンスに焦点を当て、企業の業績、レジリエンス、長期的な価値創造にもたらす変革について考察します。
本白書では、気候と自然に関する取締役会レベルのガバナンスに焦点を当て、企業の業績、レジリエンス、長期的な価値創造にもたらす変革について考察します。
気候と自然は、組織にとって重大なリスクであると同時に、大きな機会でもあります。気候と自然に関する課題が、市場構造を再構築し、イノベーションを加速させ、投資動向に影響を与え、ステークホルダーの期待を変化させています。軽視すれば、組織の戦略やレジリエンス、将来の存続可能性を損ない、収益の減少を招く可能性がありますが、課題に積極的に取り組み、ガバナンスに気候と自然の観点を組み込むことにより、競争力の強化、新たな成長機会の創出、持続的な信頼の構築が可能となります。
本書の目的は、取締役会向けの明確かつ実践的なガバナンス枠組みの提供、効果的な監督に必要な役割、責任、能力の明確化、そして認識を行動へと転換し、戦略策定、リスク管理、情報開示の各領域で具体的な取り組みを推進するための支援、の3点です。
革新的かつレジリエンスの高い持続可能な組織を実現する上で、本書が提示する4つの原則と3つの基盤が、気候と自然の観点をガバナンスに組み込むための指針となるでしょう。