世界経済フォーラム コミュニケーションズ・リード 栃林直子
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2023年9月13日、米国、ニューヨーク – 1,000人以上、60か国以上から、ビジネス、政策立案者、国際機関、市民社会、イノベーターおよび社会起業家のリーダー達が、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に向けた具体的な進展を図るため、ニューヨークで開催される世界経済フォーラムの「持続可能な開発インパクト会合」に集います。
世界が厳しい経済情勢、地政学的緊張、気候・自然危機の深刻な影響に直面する中、2015年に設定されたSDGs目標達成のための進捗は遅れており、国連によると、目標の50%以上は進捗が弱く、停滞または後退しています。持続可能な開発を支援し、加速させるためには、官民両セクターと市民社会が重要な役割を果たす必要があります。
「2030年までにSDGsの目標を達成するためには、まだまだ革新的な取り組みが必要です。政府、企業、市民社会が一堂に会する『持続可能な開発インパクト会合』を通じて、より持続可能で包括的かつレジリエントな世界の創造に具体的に貢献することを目指します」と世界経済フォーラム、創設者兼会長のクラウス・シュワブは述べています。
参加者は対面で集まり、17のSDGsの特定の分野においてコミュニティの取り組みを前進させるために慎重に選ばれた一連の議論に参加します。プログラムは、リスキリング革命の加速、より良い仕事のためのAI(人工知能)の活用、栄養へのアクセスの改善、エネルギー転換の促進、気候・自然危機への対応、社会経済の支援、ジェンダー平等の推進、デジタルとデータ主導の健康促進を含む主要分野に焦点を当てます。
また、同会合では、ファーストムーバーズ・コアリション(First Movers Coalition)、EDISONアライアンス、リスキリング革命といった、主要なイニシアティブの次のステップが報告され、来年1月にスイスのダボス・クロスタースで開催される世界経済フォーラム年次総会2024を前に、食料安全保障やフロンティア市場への投資に関する新たなコアリションが発足します。
同会合で得られる重要な洞察をメディアおよび一般の方々と共有するため、セッションは一部ライブストリーミングおよびアーカイブされ、ウェブサイトから視聴可能となります。また、アフリカにおける食のバリューチェーン強化に関する特別セッションには、ウィリアム・サモエイ・ルート ケニア大統領、ジャネット・L・イエレン 米財務長官、サマンサ・パワー 米国国際開発庁長官、アキンウミ・アデシナ アフリカ開発銀行(AfDB)総裁、ナサニエル・スコット 米国国際開発庁農村経済開発局副局長、アン・ベアテ・トヴィンネレイム ノルウェー国際開発大臣、ボルゲ・ブレンデ 世界経済フォーラム総裁の登壇が予定されています。
また同会合では、ネイチャー・ポジティブ経済にとって重要なセクターに関する報告書、生成AIが雇用に与える影響、チーフエコノミストの展望など、新たな見識も発表されるほか、会場では行動を喚起するためのグローバル・コラボレーション・ビレッジを通じて、気候変動の転換点に関するバーチャルリアリティ空間が設けられます。
<ご参考>
持続可能な開発インパクト会合2023について
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