バーチャル・オーシャン会合2021開催(テーマ:気候、食、自然)

発行済み
2021年05月18日
2021
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世界経済フォーラム パブリック・エンゲージメント・リード 栃林直子
Tel.: +81-(0)3-3560-6093 Naoko.Tochibayashi@weforum.org

  • 第2回バーチャル・オーシャン会合は、世界経済フォーラム、フレンズ・オブ・オーシャン・アクション、国連海洋特命全権公使が主催する、海洋とプラネタリー・ヘルスを向上させるための行動を迅速に進めることを目指すオンラインサミットです。
  • 5月25日(火)から26日(水)、政府代表、ビジネス、市民社会、科学、アカデミア、若手イノベーターコミュニティのリーダーが集まります。
  • プログラムでは、気候変動への対応に海がいかに重要であるか、生物多様性を守るための革新的な解決策、有害な漁業補助金を廃止するための取り組み、海洋科学をいかに主流化するか、何十億もの人々のために海洋から持続可能な食料供給を確保する方法などのセッションが予定されています。
  • セッションは一般公開されます。詳しくはこちら

2021年5月18日、スイス、ジュネーブ - 健全かつレジリエントな海洋は、気候変動対策となるだけでなく、世界の復興を支える、持続可能な食料と雇用を提供する鍵となります。世界のGDPの半分は自然に依存しており(世界経済フォーラム)、30億人以上の人々が生活の糧を海に依存しています。新型コロナ感染拡大による経済的・社会的影響から各国が立ち直るためには、海が解決策の主要な部分を占めることになります。

これを踏まえ、健全な海洋に必要なイノベーションを迅速に進めるため、フレンズ・オブ・オーシャン・アクションと世界経済フォーラムは、第2回バーチャル・オーシャン会合を開催します。5月25日(火)~26日(水)に開催されるこのバーチャル・グローバル・サミットには、政府関係者、ビジネス界のリーダー、市民社会、科学者が集まり、社会が直面している多くの開発課題の解決策として注目されている健全な海洋が、いかに持続可能な開発目標に不可欠であるかを訴えます。

「健全かつレジリエントな海洋の実現に向け、解決策を導き出すことが急務となっています」。世界経済フォーラムのフレンズ・オブ・オーシャン・アクションのディレクターであるクリスティアン・テレキは述べています。「今後数ヶ月の間に開催されるあらゆる主要な国際会議やフォーラムは、気候変動への対応、世界の食料システムの支援、自然界の健全性の再構築において、海洋が果たす変革的な役割を認識する機会となります。この青い惑星で共有する未来に関心をお持ちの方は、ぜひセッションのライブストリーミングをご覧いただき、対話にご参加ください」。

同会合は、2021年に開催される「国連持続可能な開発のための海洋科学の10年」、「国連食糧システムサミット」、「国連気候変動会議(COP26)」、「国連生物多様性会議(COP15)」、「有害な漁業補助金を撤廃するためのWTO交渉」、「アジア太平洋経済協力会議(APEC)」などに向けた議論を展開します。

また、会合開催期間中は、「UpLink」という国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を加速するために作られたデジタルプラットフォームを使いイノベーションをクラウドソーシングして、健全な海洋のためのアイデアやイノベーションが共有します。そして、「UpLink Ocean Challenge」を新たに始動し、水産物を原料とした持続可能な食を増やすための新しいアイデアを募集します。

国連海洋特命全権公使であり、フレンズ・オブ・オーシャン・アクションの共同議長を務めるピーター・トムソン大使は、「昨年のイベントの成功を受け、バーチャル・オーシャン会合は、海洋の健全性を確保するための世界的な取り組みの重要な指標となりました。第2回目の開催を、嬉しく思います」と述べています。

2021年バーチャル・オーシャン・会合は、世界経済フォーラム、ミッションポッシブル・パートナーシップ、フレンズ・オブ・オーシャン・アクションが、COP26の議長国である英国、国連COP26ハイレベル・チャンピオン、国連海洋特命全権公使とともに開催する3日間のハイレベル・バーチャル・フォーラムの一環として行われます。5月27日(木)に開催される「クライメート・ブレークスルー」では、2030年までに年間の温室効果ガス排出量を45%削減し、2050年には世界全体でネットゼロを実現するために、進捗や各セクターでのブレークスルーを求めています。

フレンズ・オブ・オーシャン・アクションは、海洋が直面している喫緊の課題の解決を急ぐ、65人の海洋リーダーによる連合体で、ビジネス界、市民社会、国際機関、科学技術者などから構成されています。この取り組みは、世界経済フォーラムが世界資源研究所と共同で主催しています。

世界経済フォーラムは、世界官民両セクターの協力を通じて世界の現状の改善に取り組むことを目的とする国際機関です。1971年に設立された同フォーラムは、政府、ビジネス界、学術界および市民社会の第一線で活躍するトップリーダーと連携し、世界をより良くすることを目的に様々な活動を行っています。(www.weforum.org.)

すべての意見は、著者によるものです。世界経済フォーラムは、独立かつ中立なプラットホームとして、​グーロバル、地域、産業のアジェンダを形成する話題に関わる議論の場を提供しています。