エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の最新の世界生活費調査によると、シンガポールは4年連続で世界で最も物価の高い都市の首位となった。
調査対象となった最も物価の高い6都市のうち5都市はアジアにある。香港が2位で、東京、大阪、ソウルがそれぞれ4位、5位、6位だった。

3位のチューリヒは、欧州で最も物価の高い都市だ。パリとジュネーブは同率7位で、コペンハーゲンは、トップ10に入った唯一の米国の都市ニューヨークと同率9位だった。
海外赴任者の報酬パッケージの算定を企業が行う際に役立つこの年次調査は、主要133都市の生活費を測定し、150を超える商品やサービスの価格も比較している。
報告書によると、シンガポールの物価はニューヨークより20%、香港より5%高かった。

一部のアジアの都市で生活費が上昇する一方、わずか10年前にはトップ10のうち8都市を占めていた欧州の都市は、順位を下げている。
ブレグジットをめぐる国民投票後のポンド安により、ロンドンは過去20年間で最も低い順位に押し下げられた。
ランキングに入った米国の16都市のうち、順位が上がったのはサンフランシスコ、レキシントン、ケンタッキーだけだった。しかし、米国の都市は、ニューヨークが46位だった5年前と比べても、依然として物価が高い。
ランキングの反対側では、アルマトイがラゴスを上回り、世界で最も物価の安い都市となった。また、キエフと同率124位のブカレストは、EUで最も物価の安い都市だ。ここでも南アジアが目立ち、最も物価の安い10都市のうち5都市はインドまたはパキスタンにある。

