水に溶けてごみを無くすピールオフボトルの正体は?
コンポストでは、微生物が生ごみを分解する。私たち人間もごみの分解に関われたら、面白そうだ。
コンポストでは、微生物が生ごみを分解する。私たち人間もごみの分解に関われたら、面白そうだ。
「地球環境を守るために、自分にできることをやろう」と本気になるのは、どんなときだろうか。もしかしたらそれは、自分の子どもから力強いメッセージを受け取ったときかもしれない。
牛のげっぷに含まれるメタンが気候変動のひとつの原因になっている──肉や乳製品を食べようとしたとき、ふと頭をよぎる。楽しく食事をしようと思っただけなのに、ほんの少しだけ罪悪感に駆られた瞬間がある人もいるかもしれない。
自給自足生活と聞くと、「田舎暮らし」を想像する人が多いのではないだろうか。
ノルウェーの首都・オスロ市は、2030年までに世界初のゼロエミッション都市になるという目標を掲げており、その一環として、2023年末までに公共交通機関の全てを電動化することを目指している。もし実現すれば、オール電化の公共交通システムを持つ世界初の首都となる。
無作為抽出によって選ばれた市民が、気候変動対策について話し合う「気候市民会議」が、世界各地で開催されている。そんななか、アイルランドで開催されたのが、「生物多様性の損失に関する市民会議」だ。
「今年の夏は暑すぎたな」「ニュースで自然災害を見る機会が増えた気がする」……など、普段から社会問題にあまり関心のない人も、身近な「気候」に関しては変化を感じやすいのではないか。
気候変動に対する取り組みといえば、欧米諸国の事例が注目されがちだ。しかし実はアジア諸国でも、様々な取り組みが進められている。むしろ、気候変動による影響を受けやすいアジア諸国は、欧米諸国以上に対策を急がれている地域であるとも言えよう。
2020年10月、菅元首相が「2050年までにカーボンニュートラルを目指す」と宣言したことは、記憶に新しい。近年、目標の達成に向けて国や企業など、多くの人々が、「レジ袋を削減しよう」「エネルギーを節約しよう」「リサイクルしよう」などと呼びかけている。
ノートパソコン、スマートフォン、電気自動車などに使われる、リチウムイオン電池。
気候変動がもたらす海面上昇は、多くの人間の命を奪ってきた。主に海に面した発展途上国の被害が顕著で、バングラデシュでは毎年1万9000人以上の子どもが溺れて亡くなっているほどだ。これは、同国で1日あたり平均53人の尊い命が犠牲になっていることを意味している。