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世界経済フォーラム年次総会2026、「対話の力」をテーマに開催

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年次総会をイメージする背景の上に掲示された世界経済フォーラムのロゴ。

2026年1月19日から23日にかけて、世界経済フォーラム年次総会を開催。テーマは、「対話の力(Spirit of Dialogue)」。 Image: ©World Economic Forum/Pascal Bi

Gayle Markovitz
Head, Written and Audio Content, World Economic Forum
本稿は、以下会合の一部です。世界経済フォーラム年次総会2026
  • 56回を迎える世界経済フォーラム年次総会が、2026119日から23日、スイスのダボスで開催されます。テーマは「対話の力(Spirit of Dialogue)」地域や産業、世代を超えて、世界各国のリーダーたちが一堂に会します。
  • 本会合は、同フォーラムの中核をなす「開放性」と「協力」の姿勢を体現するものです。
  • 対立が深まる世界における協力、新たな成長源の開拓、人材投資、責任あるイノベーションの推進、プラネタリー・バウンダリー内での繁栄の構築という、5つの喫緊のグローバルな課題を中心に、議論が展開されます。

分断の拡大、複雑性の加速、急速な技術革新が進む現代において、中立的な対話の場を設けることの重要性は、かつてないほど高まっています。

この重要な節目において、地理、産業、世代を超えたステークホルダーが一堂に会する、世界経済フォーラム年次総会2026を開催します。同会合では、真の対話を促進し、共通の課題に対する解決策を見出し、未来を牽引するイノベーションに光を当てる、世界経済フォーラム長年の伝統を継承します。

AI、バイオテクノロジー、クリーンエネルギーにおけるブレークスルーが、新たな成長のフロンティアを切り開いています。一方で、これらの機会には、テクノロジーがその可能性を最大限に発揮することを保証するという責任も伴います。同時に、市場の変化と地政学的な不確実性が、グローバルな商取引のルールを書き換えています。

56回年次総会のテーマ

2026年1月19日から23日に開催される年次総会では、政府、企業、市民社会、アカデミアのリーダーたちが「対話の力」というテーマのもとに集結します。

50年以上前に始まった同会合は、「ダボスの精神」を体現します。これは、開放性と協力の姿勢であり、同フォーラムの核心をなすものです。

この精神がこれほどまでに不可欠な時代はありません。地政学的、経済的、社会的な変革を特徴とする現代において、「対話の力」とは、視野を広げ、互いの意見に耳を傾け、自らの見解を問い直すことを意味します。このアプローチを通じてこそ、リーダーたちは信頼を再構築し、より良い未来に向けて取り組むことができるのです。

同会合では以下の取り組みを行います。

  • 意見やアイデアを交換するための、中立的なプラットフォームとしての役割を果たします。
  • 多様な声に耳を傾け、視野を広げるための幅広い議論を促進します。
  • 点と点を結び、課題を解きほぐし、グローバルな課題に対処する支援を行います。
  • 未来を見据え、最前線のイノベーションと先見性に基づく行動を促します。
寄稿文

年次総会の前後の51週間に、起こっていること

寄稿文

年次総会2025の総括「インテリジェント時代における連携」

世界経済フォーラム年次総会2026プログラム

プログラムでは、5つの喫緊のグローバルな課題を中心に議論を進めます。

これらは官民連携と対話の指針となり、すべてのステークホルダーが課題に取り組むための枠組みとなります。

1. 対立が深まる世界における協力

2. 新たな成長源の開拓

3. 人材投資

4. 責任あるイノベーションの推進

5. プラネタリー・バウンダリー内での繁栄の構築

年次総会の詳細はこちら。ソーシャルメディア上のハッシュタグは、#WEF26。

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56回年次総会のテーマ世界経済フォーラム年次総会2026プログラム

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