世界経済フォーラム 広報統括(日本)栃林直子 naoko.tochibayashi@weforum.org
2026年1月13日、スイス、ジュネーブ - グローバルな協力の重要な局面において、世界経済フォーラムは2026年1月19日から23日にかけ、スイスのダボス・クロスタースで第56回年次総会を開催します。「対話の力」をテーマに、130カ国以上から約3,000名の各分野のリーダーたちが集結。政府関係者の参加は過去最高水準となり、約65名の国家元首、政府首脳およびG7首脳6名を含む400名のトップ政治家、約850名の世界トップクラスのCEO・会長、そして100社近くのユニコーンおよびテクノロジー分野の先駆者たちが参加する見込みです。
分断の拡大と急速な技術革新が進む、この数十年で最も複雑な地政学的状況において、業界や地域、世代を超えて多様な意見を集約することのできる公平なプラットフォームの必要性は、これまで以上に高まっています。同フォーラムが長年にわたり培ってきた、対話と官民連携に向けた信頼できる場としての伝統を基盤に、2026年年次総会では、人、経済、地球にとって最も重要な課題について、自由な意見交換と多角的な視点を共有し、共通理解を具体的な行動へとつなげていきます。
同フォーラム総裁・CEOのボルゲ・ブレンデは、「不確実性の時代において、対話は単なる選択肢ではなく、緊急に必要なものです。地経学的、技術的変革の著しい国際協力の転換期において、2026年の年次総会はこれまでで最も重要な意味を持つものとなるでしょう。参加規模が過去最大となる本会合では、グローバルリーダーたちや革新者たちが一堂に会し、分断を乗り越え、急速に変化する国際情勢を見据えると同時に、今日そして明日の最も重大かつ喫緊の課題に対する解決策を前進させる場を提供します」と述べています。
同フォーラム暫定共同議長のラリー・フィンクは、次のように述べています。「同フォーラムが新たな段階に入る中、2026年の年次総会は、対話がこれまで以上に重要な意味を持つ時期に開催され、各国政府、企業、非政府組織から過去最多となるグローバルリーダーたちが一堂に会します。経済の発展を推進し、繁栄をより広く共有するためには、異なる視点を理解することが不可欠です」。
「協力がこれまで以上に重要な意味を持つこの時代において、本会合は対話を具体的な進展へとつなげる唯一無二の場を提供します」と、同フォーラム暫定共同議長、アンドレ・ホフマンは述べています。「地域や分野を超えたリーダーたちを結集させることで、本会合は信頼を再構築し、優先順位を一致させ、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)の内側ですべての人々にとって長期的かつ持続可能な成長を支える解決策を推進するための条件を作り出すのです」。
本会合のホスト国は、スイスです。2026年は400名の政府首脳級の要人が参加を予定。これは年次総会史上、記録的な数字です。65名近くの国家元首と政府首脳、55名の経済・財務大臣、33名の外務大臣、34名の貿易・商業・産業大臣、11名の中央銀行総裁が参加します。主要地域からの政府高官の参加も予定されており、ウクライナ情勢からガザ地区および中東地域全般、その他の重要な世界情勢に関する対話の中心にある地域から、G7首脳・元首6名を含む代表が出席する見込みです。
参加する政治家のトップは以下の通り。
ドナルド・トランプ・アメリカ合衆国大統領、マーク・カーニー・カナダ首相、フリードリヒ・メルツ・ドイツ連邦共和国首相、ウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、何立峰中華人民共和国副首相、ハビエル・ミレイ・アルゼンチン共和国大統領、プラボウォ・スビアント・インドネシア共和国大統領、ギー・パルムラン・スイス連邦大統領、ヴァハン・ハチャトゥリャン・アルメニア共和国大統領、イルハム・アリエフ・アゼルバイジャン共和国大統領、バルト・ドゥ=ウェーヴェル・ベルギー王国首相、グスタボ・フランシスコ・ペトロ・ウレゴ・コロンビア共和国大統領、フェリックス・アントワン・チセケディ・チロンボ・コンゴ民主共和国大統領、ダニエル・ノボア・アシン・エクアドル共和国大統領、アレクサンデル・ストゥッブ・フィンランド共和国大統領、キリアコス・ミツォタキス・ギリシャ共和国首相、ミホル・マーティン・アイルランド首相、アズィズ・アハヌーシュ・モロッコ王国首相、ダニエル・フランシスコ・チャポ・モザンビーク共和国大統領、ディック・スホーフ・オランダ王国首相、シャバーズ・シャリフ・パキスタン・イスラム共和国首相、ムハンマド・ムスタファ・パレスチナ首相、カロル・ナヴロツキ・ポーランド共和国大統領、ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ・カタール国首相兼外務大臣、アレクサンダル・ブチッチ・セルビア共和国大統領、ターマン・シャンムガラトナム・シンガポール共和国大統領、イツハク・ヘルツォグ・イスラエル国大統領、ヴォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領。
アントニオ・グテーレス国際連合事務総長、ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ世界貿易機関(WTO)事務局長、アジェイ・バンガ世界銀行グループ総裁、クリスタリナ・ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事、マルク・ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長、テドロス・アダノム世界保健機関(WHO)事務局長、アレクサンダー・ドゥ=クロー国連開発計画(UNDP)総裁、マティアス・コーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長、ドリーン・ボグダンマーティン国際電気通信連合(ITU)事務総局長、バルハム・サーレハ国連難民高等弁務官、ジャーセム・アル・ブダイウィ湾岸協力理事会(GCC)事務局長。
世界経済フォーラムのメンバーおよびパートナー企業からは、世界トップクラスのCEOおよび会長850名を含む、約1,700名のビジネスリーダーたちが参加します。さらに、業界に変革をもたらし、世界のテクノロジーの未来を形作るユニコーンやテクノロジー・パイオニアのCEOと会長、約100名も参加予定です。
テクノロジーとイノベーション分野を代表する著名な専門家たちは以下の通り。
ジェンスン フアンNVIDIA CEO、サティア・ナデラ・マイクロソフト・コーポレーション会長兼CEO、ダリオ・アモデイ・アンソロピックCEO、ディナ・パウエル・マコーミック・メタ・プラットフォームズ社長兼副会長、デミス・ハサビス・グーグル・ディープマインドCEO、ヨシュア・ベンジオ・モントリオール大学教授、アレックス・カープ・パランティア・テクノロジーズCEO、サラ・フライアー・オープンAI CFO、ユヴァル・ハラリ・ケンブリッジ大学生存リスク研究センター特別研究員、カルドゥーン・カリファ・アル・ムバラク・ムバダラCEO、ベギー・ジョンソン・アジリティ・ロボティクスCEO、アーサー・メンシュ・ミストラルAI CEO、ブレット・テイラー・シエラCEO、ペン・シャオG42 CEO、エリック・シンMBZUAI学長。
同フォーラム常務取締役のミレク・デュシェックは「技術革新の指数関数的な進展と地政学的な混乱が深く絡み合う現代において、政策決定者と産業界との建設的な対話の必要性は明らかです」と述べています。「各界のリーダーたちがそれぞれの立場から意見を交換し、短期的な優先事項や喫緊の課題と、長期的な価値創造とのバランスを取るために必要な理解を深める場となるでしょう」。
労働組合、非政府組織、宗教団体、および世界有数の大学、研究機関、シンクタンクの専門家や代表者など、市民社会およびソーシャルセクターからも170名近くのリーダーが参加します。
参加する市民社会のリーダーは以下の通り。
デイヴィッド・ミリバンド国際救済委員会(IRC)CEO兼会長、サニア・ニシュタール・ワクチン・アライアンス(Gavi)CEO、リュック・トライアングル国際労働組合総連合書記長、キルステン・スフエイトWWFインターナショナル事務局長、ムハンマド・アルイーサ・ムスリム世界連盟事務総長、コンフォート・エロ国際危機グループ会長兼CEO、ピンカス・ゴールドシュミット欧州ラビ評議会会長兼首席ラビ、オレクサンドラ・マトイチュク・ウクライナ市民自由センター代表(ノーベル平和賞受賞者)、ピーター・サンズ・グローバルファンド事務局長、アミターブ・ベハール・オックスファム・インターナショナル、エグゼクティブ・ディレクター、アウラニ・ウィルヘルム・ニーア・テロ理事長。
参加する市民社会組織代表者の一覧は、こちら。
本会合のプログラムは、以下の5つのグローバルな課題を中心に構成されます。これらの主要課題を全体として進展させるには、官民のあらゆるステークホルダーによる対話と連携が不可欠です。
- 対立が深まる世界における協力
- 新たな成長源の開拓
- 人材投資
- 責任あるイノベーションの推進
- プラネタリー・バウンダリー内での繁栄の構築
同フォーラム常務取締役、サーディア・ザヒディは次のように述べています。「テクノロジー、地政学的要因、人口動態によって形成されるグローバル経済において、最大の課題は、機会が広く共有されるのか、それとも成長が停滞し不均衡なまま続くのかという点にあります。本会合では、リーダーたちが集い、成長、雇用創出、そして地域社会全体に利益をもたらす経済変革を実現するための方策について議論します」。
また、本会合の「アート&カルチャー」プログラムでは、影響力を拡大するために必要な多様な声と視点をより強調すると同時に、芸術の力、影響力、文化が変化を促し、対話のための独自の場を創出する可能性を示します。
参加する著名なアート&カルチャーのリーダーたちは以下の通り。
マリーナ・アブラモヴィッチ、ジョン・バティステ、タイス・ビアステーカー、サブリナ・エルバ、ルノー・カピュソン、岩本光弘、スレイカ・ジャワード、サー・デビッド・ベッカム、アハマド・ジュデ、ヨーヨー・マ、草野絵美、ハービー・メイソン・ジュニア、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、ケイティ・パイパー、ロネン・タンチュム、JR、ウィル・アイ・アム。
同会合の200を超えるセッションのライブストリーミングを通じ、より多くの方々にアクセスしていただけるよう努めます。さらに、23年目を迎える「オープンフォーラム」では、地元コミュニティや世界中から参加する方々向けに公開パネルディスカッションを開催し、より広範な参加と主要な地球規模課題に関するオープンな対話を促進します。
2026年1月を通じて、フォーラムでは同会合および以降の活動に向けて、洞察と行動をつなぐ新たな調査結果を発表。具体的には『グローバル・コーオペレーション・バロメーター2026』、『グローバルリスク報告書2026年版』、『グローバル・サイバーセキュリティ・アウトルック2026』、そして最新の『チーフエコノミスト・アウトルック』などがあります。本会合に合わせて発表される公開資料の一覧は、こちら。
第56回世界経済フォーラム年次総会は、2026年1月19日から23日までスイスのダボス・クロスタースにて開催。「対話の力(A Spirit of Dialogue)」をテーマに、各国政府、企業、国際機関、市民社会、アカデミアのリーダーたちが一堂に会します。詳細はこちら。
<ご参考>
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