ベルリンの空港跡地を「気候中立都市」に。すべての生き物が住みやすい街を目指す
私たちは、どのような街で暮らしていきたいのだろうか?
私たちは、どのような街で暮らしていきたいのだろうか?
普段の生活の中で、微生物の存在に思いを馳せたことはあるだろうか?おそらく、ほとんどの人が意識したことがないだろう。しかし、実は私たちの体の中には数十兆個の微生物が生息し、健康に深く関与していることがわかっている。
スーパーの店頭に並ぶ魚を手に取るとき、どの国や地域で獲れたものかだけでなく、生態系に配慮した商品だとわかるラベルも目にするようになった。しかし、それが「誰によって」「どのような方法で」獲られたものかまで消費者が詳細に知ることは難しい。
2024年のパリオリンピックに向けて、シャンゼリゼ通りや、エッフェル塔周辺を含む、街全体の緑化を進めるパリ市。しかし、パリの公共緑地の割合はいまだ9.5%で、これはロンドンの33%やローマの34.8%と比較しても低く、公園などの緑地面積は不足しているという。
ふと見上げた空に飛行機雲をみつけたら、あなたならどんな想いを抱くだろうか?昨年パリに引っ越した筆者は、飛行機雲がいく筋もついたコンコルド広場の空を見て「これだけ飛行機が飛んでいるなら、きっと家族や友人がパリに遊びに来てくれるだろう」と、寂しさが和らいだのを思い出す。
あなたは想像できるだろうか。いつも利用している電車の車内が緑で埋め尽くされている光景を。
「すべての人に無条件で、最低限の生活を営むのに必要な現金を支給する社会保障制度」であるベーシックインカム。生活保護とは異なり、収入や資産に関係なく誰にでも支給されることが特徴だ。
5月26日、フランス・パリのイダルゴ市長が、2024年に開催されるパリ五輪を、史上初の使い捨てプラスチックのない大会にすることを発表した。
「環境にやさしい」「エコフレンドリー」「カーボンニュートラル」など環境に良いことを謳う商品や企業を目にする機会が増えている。環境への関心が高い人は、そのような商品を購入することで、環境保護に貢献していると考えるだろう。しかし、特定の謳い文句には注意が必要かもしれない。
もし自分の子どもが、病気やけがで、長い間学校に行けなかったら──文部科学省の統計によると、病気で年30日以上欠席する小中学生は5万6,959人、高校生は 2万2,864人に上るという(※)。そうした子どもたちは、学校に行けないことで学習が遅れてしまったり、クラスの子たちと馴染めなくなってしまったりと、葛藤や不安を抱えている。
コンポストでは、微生物が生ごみを分解する。私たち人間もごみの分解に関われたら、面白そうだ。
「地球環境を守るために、自分にできることをやろう」と本気になるのは、どんなときだろうか。もしかしたらそれは、自分の子どもから力強いメッセージを受け取ったときかもしれない。
牛のげっぷに含まれるメタンが気候変動のひとつの原因になっている──肉や乳製品を食べようとしたとき、ふと頭をよぎる。楽しく食事をしようと思っただけなのに、ほんの少しだけ罪悪感に駆られた瞬間がある人もいるかもしれない。
自給自足生活と聞くと、「田舎暮らし」を想像する人が多いのではないだろうか。
ノルウェーの首都・オスロ市は、2030年までに世界初のゼロエミッション都市になるという目標を掲げており、その一環として、2023年末までに公共交通機関の全てを電動化することを目指している。もし実現すれば、オール電化の公共交通システムを持つ世界初の首都となる。