• 2021年4月6日(火)から7日(水)にかけて、「第1回 グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット(Global Technology Governance Summit)」を開催します。
  • 同サミットは、最も差し迫った地球規模課題へ取り組むための、官民連携によるフロンティア技術の責任ある設計と展開を目的とています。

新型コロナウイルスのパンデミックは、社会と人々の生活を根本から揺るがす変化を引き起こし、ディスラプティブ(創造的破壊)なテクノロジーの採用を加速させる機会をもたらしました。差し迫った地球規模課題へのソリューションとなりうるテクノロジーは、重要な社会的ニーズに応えて恩恵をもたらしている一方で、責任ある方法で展開されなければ、悪用される可能性も秘めており、長期的には大きな問題を引き起こすリスクがあります。

今年1月に開催された「ダボス・アジェンダ」で、グローバルリーダーたちの多くが、第四次産業革命のイノベーションは、公平なアクセスとセキュリティなどが確保された方法で取り入れられるべきとの見解を示しました。

初の開催となる、世界経済フォーラムの「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット」には、

125の国と350を超えるパートナー企業のリーダーたちに加え、2,000人以上の参加者が結集し、官民連携を通じて差し迫った地球規模課題に対処する上で、最も公平かつ責任ある方法で先端テクノロジーの活用を進めるために必要な国際的協調について議論をします。

「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミットの目的は、新興技術やフロンティア技術を取り巻くガバナンスとプロトコルについて議論を進めるニュートラルな場を提供し、洞察を政策立案者と共有すると同時に、新しいテクノロジーを導入・検証しているイノベーター、起業家、市民社会の声を取り入れることです」と、世界経済フォーラム 第四次産業革命センター(C4IR)の取締役兼責任者である、ジェレミー・ジュルゲンスは述べています。

グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミットの概要

近年、飛躍的に進歩したテクノロジーは、長年にわたり世界が抱えている課題に対し、真の意味でスケーラブルなソリューションとなり得るようになりました。しかし同時に、まだ初期段階にあるこれら急成長技術は、問題に対処し得るものとして設計される必要があり、それらが真に持続可能な形で受容されるのを阻む状況を悪化させてはなりません。

本サミットでは、以下3つの柱を中心に据え、第四次産業革命の新しいテクノロジーの活用について議論を進めます。

  • 健全な未来への準備
  • 企業、国、地域の真のレジリエンス
  • ビジネスのあり方をすべてのステークホルダーが再考する

4つの主要トピック:

業界の変革

新型コロナ感染拡大へのグローバルな対応の影響を受けていない産業はありません。世界はもはや新型コロナ感染拡大以前の活動をすることは不可能であり、市場は進化する新たなニーズに対応しなければなりません。生き残るためには、世界中のあらゆるビジネスがテクノロジー企業にならなければならないのです。

政府の変革
テクノロジー・サービスが、電気、水道、道路に匹敵する不可欠な公共事業となるため、政府の変革は、デジタル・インフラの最前線であり中心となるでしょう。

グローバルな技術のガバナンス
テクノロジーのメリットの最大化とリスクの軽減は、ガバナンス・プロトコル(テクノロジーの開発と展開を形成する政策、規範、基準、インセンティブ)の質に依存します。

フロンティア技術
フロンティア・テクノロジーの導入は、あらゆる分野において不可欠です。3Dプリントなどの技術はサプライチェーンに革命をもたらし、大量のカスタマイズを可能にし、製品の循環性を高め、気候変動による環境破壊を食い止めるための新たな道筋を提供します。

これらのトピックに加え、共同議長がサミットのアジェンダを形成。多面的でグローバルな課題に対し、異なる背景を持つあらゆる分野のリーダーたちが集結します。

ムケシュ・D・アンバニ氏(リライアンス・インダストリーズ会長兼取締役)

ビビアン・バラクリシュナン氏(シンガポール共和国外務大臣兼スマート・ネーション・イニシアティブ担当大臣)

マーク・ベニオフ氏(セールスフォース会長兼創設者)

シャラン・バロー氏(国際労働組合総連合(ITUC)書記長)

アリス・ガスト氏(インペリアル・カレッジ・ロンドン学長)

小池 百合子氏(東京都知事)

エリザベス・ロッシエロ氏(AZAファイナンス最高経営責任者兼創業者)

ジム・ヘーゲマン・スナベ氏(シーメンス監査役兼会長)

中西 宏明氏(日立製作所取締役会長兼執行役)

スーザン・ウォシッキー氏(YouTube最高経営責任者)

日本による支援のもと開催

本サミットは、日本による支援のもと開催されます。第四次産業革命センターは研究の成果を発表。日本おける高齢化や交通などの難しい課題へ、テクノロジーを活用した取り組みのケーススタディを紹介、教訓を共有します。

また、第一線で活躍する日本のリーダーが多数参加。日本のメディアリーダーがセッションの取材や、世界経済フォーラムのポッドキャスト「Radio Davos」を共同配信します。プログラムにあるセッションは、サミットの特設ウェブページで公開。日本語の同時通訳で視聴することができます。

日本は、50年以上にわたり世界経済フォーラムのパートナーであり、第四次産業革命日本センターは、本拠地サンフランシスコが海外展開した初のグローバル拠点です。

サミットのハイライト

  • 日本に焦点を当てた「モビリティの未来」に関する特別レポート
  • 菅義偉首相による特別演説(Special Greeting by Suga Yoshihide, Prime Minister of Japan)

セッションを視聴するには

バーチャルで開催される本サミットは、2日間のプログラムで約40のセッションを展開。公開セッションで議論される最新の研究や洞察を、さまざまな方法でご覧いただくことができます。ライブ配信される公開セッションは、グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミットの特設ホームページのプログラムより視聴可能(日本語同時通訳あり)。

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