米国で最も厳重な刑務所の塀の中では、フォークは凶器だ。ノルウェーで最も厳重な刑務所の塀の中では、フォークは、まあ……フォークにすぎない。
違いは銀食器にとどまらない。ほぼあらゆる点で、米国とノルウェーの刑事司法への取り組みは正反対の位置にある。
米国は犯罪者を罰し、市民社会から遠ざけるために隔離を用いる一方、ノルウェーは受刑者の更生を重視することで、社会に戻れるようにしている。つまり、終身刑はない。
この違いを最も鮮明に示すのが、コロラド州フローレンスの超厳重警備施設(ADXフローレンス)と、ノルウェーのハルデンにあるハルデン刑務所だ。
米国の刑務所がすべてADXほど厳しいわけではない。またハルデンは制度上は最重警備だが、ノルウェーでは例外というよりむしろ一般的なあり方に近い。両極端での生活を見てみよう。
2010年に開設されたハルデン刑務所は、公式には「最重警備」でありながら、世界で最も人道的な刑務所と呼ばれてきた。

門へ車で近づくと、厳重な警備が敷かれた普通の最重警備刑務所だと思うだろう。

自然に囲まれることを意図して、エリック・メラー・アーキテクツが設計した。受刑者は窓を十分に利用でき、近くの木々や芝生を眺められる。

米国の基準で見ると、内部は典型的な刑務所とはまるで違う。取っ手や窓の付いた木製のドアがあり、ほとんど光が入らない金属製のドアではない。

独房は、服役中の犯罪者というより大学生の寝室のように見える。

これが刑務所の理念だ。危険な人であっても人間らしく扱えば、悪の権化のように扱うよりも、より社会的な振る舞いをする。

その敬意は、本物の銀食器を使うことにも表れている。受刑者は一緒に夕食を作り、共に食べる。刑務所内の売店で新鮮な果物を買ったり、陶芸教室に参加したりできる。

娯楽室もあり、交流したり、テレビゲームをしたり、DVDを見たりできる。看守が時折、選ぶのを手伝ってくれる。

受刑者は、複数のバスケットボールコートとクライミングウォールを備えた体育館も利用できる。

ハルデンの受刑者は、米国の最低警備刑務所で見られるのと同様の仕事に就き、危険な道具を扱うこともある。また、余暇に刑務所の録音スタジオを利用するなどして、技能を身につけることもできる。

特定の宗教を信仰する人のために、刑務所は祈りの場を設け、地元の宗教指導者を招いて礼拝を導いてもらうこともある。いずれも厳重警備施設では珍しい。

一方、4,700マイル以上離れた場所には、1994年に開設された超厳重警備刑務所、ADXフローレンスがある。米国で最も危険な犯罪者たちが収容されている場所として広く知られている。

こちらがADXフローレンスの標準的な独房だ。

どの独房も驚くほど簡素だ。厳重な警備のため、受刑者は排水管越しに、あるいは数少ない窓越しに手話を使って意思疎通を試みる。

独房監禁棟(SHU)の収容者は、他の受刑者と一切接触できない。1日のうち23時間を、独りで閉じ込められて過ごす。

コンクリートの寝台で眠り、自然光はほとんど入らない。過酷な環境から、ADXは「ロッキー山脈のアルカトラズ」と呼ばれている。

一部の受刑者は、ステップダウン・プログラムの対象者に限り、週5日、1日2時間、檻の中で運動する機会を与えられる。このプログラムでは、規則を守る受刑者をより制約の少ない施設へ移す。

唯一といえる人との接触、つまり友人や家族の面会は、しばしば手錠をかけられ、ガラス越しに電話を通じて行われる。

2017年初頭時点で、この刑務所には422人が収容されている。その多くは終身刑に服しており、二度とフォークやテレビのリモコン、柔らかなベッドに触れることはないと覚悟している。


