多くの一流企業幹部は、面接に臨む際、いくつかの深遠な、難解な、あるいはとんでもなく奇妙な質問を用意してくる。
しかし、オンラインのヴィンテージ風衣料品小売業者ModClothのCEO、マット・カネスは、少し違ったやり方を好む。
従業員350人の同社では、カネスが新たに採用する人全員と面接する(社内ではこのプロセスをModClothの「Matterview」と呼んでいる)。彼が面接する候補者は全員、事前審査を通過している。そのため、彼の質問は、これまでの職務経験を繰り返し語るだけでは答えられないものが多い。
「その人を突き動かすものは何かを、本当に理解しようとしているんです」とカネスは言う。「かなり自由な形式です。どの会話でも、面接でも、必ずこう切り出します。『今回は仕事の機会について話していると理解しています。あなたはどう思いますか?』」
この自由回答形式の質問によって、回答を通じて自分の人柄を表す機会が得られると、彼は話す。
「『はい』と言ったあと黙り込む様子から、自分が内向的だとはっきり分かる人もいます」と、彼はBusiness Insiderに語った。
反対に、延々と話し続ける人もいる。どう答えるかは、候補者自身に委ねられている。
カネスは特定の答えを求めているわけではない。候補者についてよりよく知り、ModClothに合う人かどうかを見極めたいだけだ。
「面接の形式ばった雰囲気を手早く取り払い、その人の意欲の源を見つけて、社風に本当に合うかを確かめることが大切です」と彼は言う。


