パンデミックに関連した「大退職時代」に仕事を辞めた労働者の4人に1人が、今ではその決断を後悔していることが新たな調査で分かった。
最も多く挙げられた理由は、新しい仕事が見つからないことだ。
一方、42%は新しい仕事が期待に応えていないとも答えている。
パンデミックによる労働市場への衝撃で、数週間のうちに数百万人の米国人が職を失った。その後、コロナ禍のロックダウンから急速に回復するなか、企業は欠員の補充に苦戦し、力関係は労働者に有利な方向へと移った。こうして知られるようになった「大退職時代」あるいは「大転職時代」には、より高い給与や充実した福利厚生、より良いキャリアの選択肢を求め、2021年に約5,000万人の米国人が仕事を辞めた。
しかし、隣の芝生がいつも青いとは限らない。以前の仕事を辞めた人のかなりの割合が、今では退職を後悔している。求職ポータルサイトJoblistが最近実施した調査によると、前職を辞めた労働者の4人に1人が、さまざまな理由から決断を後悔している。最も多い後悔の理由は、新しい仕事を決めないまま退職し、今になって予想以上に次の仕事を見つけるのが難しいと感じていることだ。現在の労働市場では、求人数が失業者数を大きく上回っていることを考えると、意外な結果である。ほかには、以前の職場の人たちが恋しい、新しい仕事に失望した、前の仕事も実はそれほど悪くなかったと気づいた、といった理由が挙げられた。
Joblistによると、仕事を辞めた人の42%が新しい仕事は期待に応えていないと答えているが、以前の職場に戻ることは大半の人にとって現実的な選択肢ではない。元の雇用主のもとへ戻る可能性について尋ねたところ、59%はその選択肢を否定し、17%は「はい」と答え、24%は少なくとも検討の余地があるとした。教育・医療分野の労働者は以前の仕事に最も不満を抱いていたようで、この分野で働く人の67%が前の職場に戻るつもりはないと答えた。



