世界各地で何千人もの管理職と仕事をするなかで、自分のチームのメンバーを本当に理解していると答える人は5%未満だと分かりました。管理職は、チームがどのような影響をもたらしたいのかを知りません。メンバーにとってどのような職場の人間関係が大切なのかも、従業員が人として、またプロフェッショナルとして最もよく成長・発展する方法も知りません。
管理職には、職場に意義を生み出すための備えができていない
チームメンバーと良好な関係を築いていると答える管理職でさえ、各人の強みや目標を真に理解するための手段を持っているとは限りません。チームにとって仕事に意義をもたらすものが何かを、彼らは把握していません。
前向きな職場文化をつくるだけでは十分ではありません。チームと時折笑い合い、金曜日にビールを飲むことはあっても、こうしたつながりだけでは、一人ひとりを個人として、またプロフェッショナルとして深く知ることはできません。そのため管理職である私たちは、メンバーが意義ある職業人生を送り、可能性を最大限に発揮できるよう、十分に力を引き出すことができません。
仕事に意義を見いだせるようチームを後押しする備えができている管理職がごく少数である以上、従業員であるあなたは、個人として自分を支援するスキルを持つ上司に恵まれることを、ほぼ願うしかありません。
始めるのはあなた自身
職業人としての成長やキャリアの将来に関して、成り行きに任せるだけでは十分ではありません。 上司にあなたを「理解」してもらうのは、あなた自身の役目です。 そのための第一歩は、自分自身を知ることです。チームの誰かを本当に理解していると答える管理職はわずか5%ですが、その従業員の半数未満しか、自分のニーズを自覚して自らのためにきちんと声を上げることができていません。
仕事により大きな充実感をもたらすため、上司と協力するのに必要な自己認識を得るうえで、自分に問いかけるべき3つの質問を紹介します。
一日の終わりに、自分が何かを変えることができたと感じさせるものは何ですか? なぜですか?
仕事上のどのような人間関係が、最も大きな意義と活力をもたらしますか? なぜですか?
一日の終わりに、人として、またプロフェッショナルとして成長したと感じさせるものは何ですか? なぜですか?
上司と協力する
仕事で充実感を得るために自分に必要なものをより深く自覚できれば、上司と話し合う準備が整います。前向きな雰囲気で会話を始め、双方向の対話にしましょう。会話の進め方として、次の方法があります。
最近、仕事が意義ある影響をもたらしたと感じたとき、職場の誰かとのつながりを感じたとき、そして人として成長したと感じたときの具体例を、上司に伝えましょう。
上司にも、影響をもたらす感覚、大切な人間関係、個人的な成長について、上記と同じ質問をし、回答を比べましょう。
双方の回答を踏まえ、仕事で感じる意義を意識的に高めるため、翌週に二人で実行できる小さな変化をいくつか見つけましょう。
これは、上司にあなたを理解してもらい、仕事により大きな意義をもたらせるよう支援してもらうための、簡単で効果的な方法です。その逆も同じです。その後は、ビールを飲みながら笑い合うこともできます。
本記事は、 LinkedInとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが本記事の見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:Aaron Hurstは、 ImperativeのCEOです。同社は、大規模な展開を通じて人々と意義を結びつけることを目指すテクノロジープラットフォームです。また、 Taproot Foundation の創設者であり、 The Purpose Economyの著者でもあります。
画像:Matteo Achilliが、Formelloのオフィスでアシスタントの一人と仕事をしている。REUTERS/Tony Gentile。
