ポモドーロ・テクニックで生産性を高められる?

ポモドーロ・テクニックで生産性を高められる?
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生産性向上のためのポモドーロ・メソッドは、イタリア人起業家フランチェスコ・シリロによる書籍「The Pomodoro Technique」によって、90年代初頭に初めて広く知られるようになりました。

シリロが大学生のときに考案したこのシンプルな時間管理法は、簡潔で効果的なことから、ここ数十年で最も広く実践される生産性向上術の一つとなりました。

数年前には、最も人気のある生産性向上法として Lifehackerに選ばれました。

どれほど話題になる価値があるのか確かめようと、先週、実際に試してみました。

シリロのマニュアルを読んだうえで、この手法を最も基本的な形に絞りました。

  • 「ポモドーロ」は作業時間の一区切りです。2つの部分に分かれており、25分間集中して作業した後、5分間休憩します。

  • タイマーを25分にセットしたら、気を散らさずに集中して作業します。つまり、スマートフォンを確認したり、メールに返信したり、ウェブブラウザーで新しいタブを開いたりしません。目の前の作業を中断させるものはすべて避けます。

  • 25分が過ぎたら、すぐに作業を止め、仕事から離れるために3~5分休憩します。シリロは、ストレッチ、水を飲む、簡単な整理作業など、あまり頭を使わずにできることを勧めています。

  • ポモドーロを4回行ったら、15~30分の長めの休憩を取ります。

マニュアル にはさらに多くの指針が詳しく記されていますが、これが基本原則です。

私は トマト型タイマーの購入 は見送り、パソコンの時計を使うことにしました。ポモドーロを4回行った後は15分休憩し、「深く集中し、気を散らさずに作業する」とは、メールもSlackのインスタントメッセージもスマートフォンも使わないことだと定めました。

また、ポモドーロを行う時間帯を午前9時から午後5時までに限りました。シリロが勧める30分間のポモドーロとは異なり、木曜日と金曜日には60分間隔も試しました。

ポモドーロを1週間試して、気に入った点は次のとおりです。

  • 時間を何に使っているのか、また特定の作業を終えるのにどれくらいかかるのかを正確に把握できました。 これは目を開かされる経験でした。多くの場合、あっという間に一日が過ぎ、 でき なかった仕事の量に驚かされます。25分単位で区切ることで、一日の組み立てを見直し、どの作業をもっと早く行うべきか、どの作業により多くの時間を割くべきか判断できました。

  • 作業のスピードが大幅に上がりました。 時間切れになる前に作業を終えることが、熱の入った競争になりました。「勝つ」には、25分の作業時間内に取り組んでいる特定の作業を終えなければなりません。特にポモドーロの後半には、普段よりかなり速く作業していることに気づきました。時間という絶え間ない圧力が、首筋に迫ってくるようでした。ストレスではありましたが、やる気にもつながりました。

  • 5分間の休憩中に多くのことを片付けられました。 週の初めには、5分休憩という考えはばかげていると思っていました。たった5分で何ができるだろう、と。仕事から離れて気持ちを立て直すために5分必要だとは一度も感じませんでしたが(木曜と金曜にポモドーロを60分に延ばした理由の一つです)、その時間を予想以上に生産的に使えました。予定の予約や私用メールへの返信、机の周りの片付け、スタンディングデスクで疲れた脚を休めるなど、個人的なToDoリストの項目をいくつも消し込めました。

  • 気を散らすものがないと、ずっと多くのことを片付けられました。 中断された後、作業に戻るまでには平均で 25分かかります。 シリロの手法が定める厳格な「気を散らすものを一切排除する」という指針によって、25分間、脇道にそれる危険が完全になくなりました。メールとSlackを脇に置くのは解放感があっただけでなく、集中を保ち、効率を大きく高めてくれました。

この手法には気に入った点がいくつもありましたが、好きではなかったのは、丸一日どころか一週間続けることもできなかった点です。シリロの基本指針のうち、次の2つはひどく守れませんでした。

  • 厳密には、25分の区切りが終わったら「あと数分だけ」と作業を続けることは許されない、とシリロはマニュアルで強調しています。最も苦労したのはここでした。時計との競争に「負け」、作業を終えられていなくても、私は作業を続けました。あるいは、時間切れのときにすっかり集中して勢いに乗っていたら、創造性の高まりを中断するのを拒みました。「純粋な」ポモドーロもたくさんありましたが、シリロなら「無効」にするよう求めたであろう回もいくつかありました。

  • 5分間の休憩は、仕事から完全に離れるためのものです。休憩の多くは、頭をあまり使わない作業――個人的なToDoリストの小さな項目を片付ける、机を整える、軽食を取る、オフィス内を一周するなど――に充てましたが、「休憩」のいくつかでは仕事のメールに返信していました。たとえ短時間でも、休憩を何度も取る習慣を身につけるのは難しいことです。

もう一度ポモドーロを一週間行うなら、トマト型タイマーを買うでしょう。週の初めには些細なことに思えましたが、「純粋なポモドーロ」をもっと実践する助けになったはずです。時計が静かに時刻を示すより、タイマーが鳴れば、作業を止める気になれたでしょう。

時間の経過とともにタイマーが「カチカチ」と鳴る音にも意味があります。シリロによれば、それによって「時間を感じる練習をし、集中を保つ」ことができます。また、トマト型タイマーを手で巻く動作も重要です。「それは、目の前の作業に取りかかる決意を表明することです」。

この記事は、 Business Insider との協力により掲載されています。掲載によって、世界経済フォーラムが記事の見解を支持することを意味するものではありません。

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著者:キャスリーンはBusiness Insiderの編集インターンで、戦略とキャリアを担当しています。

画像:ラ・デファンスのアーチの下を歩く女性実業家のシルエット。REUTERS/Christian Hartmann。

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