職場におけるミレニアル世代についての5つの誤解

職場におけるミレニアル世代についての5つの誤解
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新しい世代が労働市場に加わるたびに、若者によく見られる「特性」を持つものとして、いかに早く誤ったレッテルを貼られるかには驚かされます。こうしたレッテルは定着しがちで、その世代が年齢を重ねるにつれて、ますます実態とかけ離れていきます(そもそも最初から正確だったのかも疑わしいものです)。

ミレニアル世代ほど、このことが明らかな例はありません。この世代については多くの議論がありますが、2020年までに米国の労働人口の50%超を占めるようになります。

だからこそ、IBMが、憶測に基づく決めつけをやめるべき時だと判断したのは喜ばしいことです。IBMは、事実と虚構を切り分け、ミレニアル世代の実像を知ることを目的とした 世界規模の調査 を実施しました。

調査で明らかになったことを紹介します。

誤解その1:ミレニアル世代は非現実的なキャリア目標を持っている

事実: 実のところ、ミレニアル世代は職場のほかの人たちと変わりません。何よりもまず、経済的な安定と雇用の安定を求めています。それを責められるでしょうか。そもそも、私たちが働く大きな理由の一つです。

若手社員が、あなたや会社に非現実的な要求をするなどと考えないでください。

誤解その2:ミレニアル世代は「誰もがトロフィーをもらえる」文化で育ったため、際限なく称賛されることを期待している

事実: ミレニアル世代は上司からの際限ない称賛を求めていないだけでなく、上司に最も望むことはベビーブーマー世代と同じです。どちらも、公平で、情報を惜しみなく共有する上司を望んでいます。成功したプロジェクトに関わった全員が報われるべきだと考えているのはX世代で、この世代の人々は現在、30代前半から50代です。

X世代は、自らの不十分さを若手社員に投影しているのでしょうか。

誤解その3:ミレニアル世代はテクノロジーに依存しすぎており、仕事と私生活の境界がない

事実: 実際はその逆です。ミレニアル世代はテクノロジーとともに育ったため、仕事と私生活の境界を曖昧にする傾向がはるかに低いのです。年長の労働者の多くが理解できない微妙な違いを、彼らは身につけてきました。実際、テクノロジーに関して、仕事と私生活を分けている割合は、ベビーブーマー世代よりミレニアル世代のほうが4倍高いのです。

新しいやり方を覚えるのに苦労しているのは、どうやら年長者のようです。

誤解その4:ミレニアル世代は自分で決断することを恐れている

事実: ミレニアル世代が意思決定の際に集団の合意を求める傾向は、X世代より強くありません。単に、世間が思うほど決断に臆病ではないのです。

また、ミレニアル世代は権威に反発しがちだという誤った思い込みに反して、50%超が自社の経営陣は適切な判断を下すと信頼しています(この割合はベビーブーマー世代やX世代と同程度です)。

誤解その5:ミレニアル世代は情熱を注げない仕事を辞める

事実: 転職に関して、ミレニアル世代はほかの人たちと変わりません。辞める理由の第1位は給与です。そして、ベビーブーマー世代やX世代と同様に、情熱を注げない仕事だからという理由より、給与を理由に仕事を辞める可能性が2倍高いのです。

全体を振り返る

世代に関するステレオタイプに基づいて従業員への接し方を変えるのは、いつでも重大な誤りです。それでも企業は、若手社員が何を望んでいるかを 思い込んで いるだけで、しばしば全面的な変更を行います。

そうした事態を確実に避ける簡単な方法があります。ミレニアル世代の社員と話し、何を望んでいるのかを確かめてください。おそらく、あなたの予想とは大きく異なるはずです。

IBMの調査に同意しますか。ミレニアル世代と一緒に働き、マネジメントした経験はいかがですか。ぜひ下のコメント欄で考えや経験を共有してください。私も皆さんから学ぶことがたくさんあります。

この記事は、 LinkedInとの協力により掲載されています。 本記事の掲載は、世界経済フォーラムによる見解への支持を意味するものではありません。

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著者:トラヴィス・ブラッドベリー博士は、受賞歴のあるベストセラー第1位の著書『Emotional Intelligence 2.0』の共著者であり、 TalentSmartの共同創業者です。

画像:カリフォルニア州メンローパークにあるFacebook本社のデザインスタジオで働く従業員。REUTERS/Robert Galbraith。

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