世界経済フォーラムの 2015年年次総会 は、1月21日から24日まで、スイスのダボス=クロースターズで開催されます。
この動画では、世界経済フォーラムの創設者兼会長であるクラウス・シュワブ教授が、今年の会議のテーマ「新たなグローバル・コンテキスト」と、ダボスで議論される主な課題について語ります。
このページの上部で動画の全編をご覧いただけます。以下に、動画から主な発言をいくつかご紹介します。
信頼の回復について
ダボスでは、地政学的紛争、経済の未来、社会的包摂など、喫緊の課題をすべて取り上げます。しかし、鍵となるのは信頼です。私たちの未来や制度への信頼を、どうすれば取り戻せるでしょうか。信頼は、倫理的な行動だけに関わるものではありません。信頼とは、リーダーシップを託した人々のニーズに応えるという、リーダーとしての責任を意味します。そして、私たちはここダボスでそれを始めなければなりません。私たちはダボスに集うリーダーですから、会議場の外にいる人々を大切にすることで、信頼に値することを示すべきです。また、公共部門と民間部門の間の信頼も回復しなければなりません。統計が示すとおり、社会のこれらの部門間の信頼は、現在ほど低かったことはありません。
新たなグローバル・コンテキストについて
私たちはまた、未来への自信を取り戻さなければなりません。悲観論が、現代の時代精神として強くなりすぎています。私たちには非常に多くの機会がありますが、世界が根本的に変化したことを認識しなければなりません。それが、この年次総会のテーマを新たなコンテキストとした理由です。そこで、技術、社会、経済の各面で働いている根本的な力のうち、意思決定に新たな次元を求めるものは何かを探ります。そして、ここでは脅威だけでなく、とりわけ機会に注目すべきだと考えます。
画像:スイスのダボスにあるコングレスセンターを上空から撮影した、世界経済フォーラム提供の写真。



