今年のダボス会議は、世界がとりわけ激動する時期に開催されています。シリアやナイジェリア、さらにはパリなどで安全保障上の脅威に直面しています。このような局面では、人権を度外視したいという誘惑に駆られがちです。これは道徳的な観点からだけでなく、実際的な観点からも大きな誤りです。検討されているような人権侵害は、ISISやボコ・ハラムのような集団が生まれる主な要因となることが多いからです。そうした集団は虐待を糧に勢力を伸ばします。人権を厳格に尊重することで、対抗する必要があります。
世界経済フォーラムの2015年年次総会(ダボス)での、ヒューマン・ライツ・ウォッチ事務局長ケネス・ロスの映像をご覧ください。また、開かれた社会をいかに守るかをテーマとした全編セッションは、 こちらでご覧いただけます。
画像:ヒューマン・ライツ・ウォッチ(米国)事務局長のケネス・ロスが、2015年1月23日、ダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会の「開かれた社会を守る」セッションに参加している。WORLD ECONOMIC FORUM/Benedikt von Loebell



