フィナンシャル・タイムズのデイリーブリーフィング「FirstFT」。
株価は 「かなり高い水準にある」とジャネット・イエレン氏は述べ、「そこには 潜在的な危険がある」とも語った。投資家は耳を傾けたようだ。 アジア株は 今朝の取引開始直後に急落した。
FRB議長が示した懸念に加え、投資家は1バレル70ドルに迫る原油価格の反発と、 債券市場の急落を消化していた。
イエレン氏は、金融セクター全体のリスクは「高まっていない」と述べた。明確に伝えようとする姿勢は、長らく予想されてきた利上げがいつになるかを示唆することには及ばなかった。また、 労働生産性の低下を含むまちまちなマクロ経済指標が、観測筋の見通しを不透明にしている。(FT、ロイター)
ニュース
ブラックストーン、GEの融資部門獲得へ ゼネラル・エレクトリック(GE)の160億ドル規模の買収融資部門に対し、入札が予想される約5社のうち、3社はプライベートエクイティ会社だ。ブラックストーンはアレス、アポロとともに、GEの金融部門が保有する約2000億ドル相当の資産の中でも 最も価値ある資産 の一つとみなされる事業をめぐって争っている。(FT)
ネタニヤフ氏、薄氷の連立政権 右派のリクード党は昨夜、深夜の期限まで2時間を切ったところで、極右のユダヤ人の家党との連立を確保した。これにより、 ベンヤミン・ネタニヤフ氏の4期目 の首相就任への道が開かれたが、120議席のクネセトで過半数をわずかに上回る61議席にとどまる。(FT)
中国人がオマハ詣で バークシャー・ハサウェイの設立50周年記念総会では中国代表団の人数が倍増し、幸運な100人が、ウォーレン・バフェット氏とチャーリー・マンガー氏が壇上から降りた後、 面会を許された 。(FT)
ラガルド氏、銀行員の報酬改革を求める IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事は、銀行は、過度な短期的リスクテイクを促す企業文化に対処する 必要があり、株主は賞与偏重の報酬体系に対してより大きな発言権を持つべきだと述べた。この呼びかけとほぼ同時に、助言会社ISSはJPモルガンの株主に対し、取締役会が「説得力ある根拠もなく多額の裁量的現金賞与を与えた」として、 ジェイミー・ダイモン氏の報酬パッケージ に反対するよう勧告した。(FT)
今日は大きな動きがあるのは
アリババ だ。 蜜月は終わった のか。電子商取引グループは、3月までの3カ月間に売上高の伸びが鈍化すると予想されている。投資家は、偽造品対策の取り組みが及ぼす影響に注目するだろう。業績発表について、 ほかに注目すべき点はこちら 。(FT、WSJ)
英国 では総選挙が行われる。結果は最後まで予断を許さない展開となりそうで、 賭け市場 でさえ見通せていない。開票結果が出るなか、注目すべき 四つの重要選挙区 はこちら。(NYT、FT)
マレーシアの野党 指導者アンワル・イブラヒム氏は2月、同性愛行為の罪で収監されたが、妻のワン・アジザ・ワン・イスマイル氏は今日、彼の選挙区で立候補する。そこは野党の 強固な地盤だ。(ブルームバーグ)
考える材料
ロシアのチーズメーカーに幸あれ チーズメーカーの コーザ・ノストラなどの企業 は、西側諸国の制裁で打撃を受けた経済における、数少ない明るい話題だ。NYTは、地政学的に困難な時期を通じ、地元の酪農場がどのように店頭にブリーやリコッタを供給し続けているかを伝える。
シェール開発が急拡大 オクラホマ州はフラッキング革命の中心地の一つだ。同州はまた、エネルギー企業が地中に亀裂をつくり、数千ガロンの水や化学物質を注入し始める以前にはほとんど見られなかった現象である、 地震の多発地帯 でもある。(FT)
HSBCよ、香港へ アジアは魅力的な選択肢だとジョン・ギャッパー氏は述べ、英国が世界で果たす役割について政治家が安穏としていられないと認識することは、 英国の政治家にとって 有益だという。「世界的な金融センターとしていくつかの魅力はあるが、それは無限ではない」。(FT)
大量収監 米国の人口は世界の約5%だが、 世界の受刑者のほぼ25%を抱えている。米国で収監される人の数は過去40年間で500%増加した。その大部分は非暴力犯罪で投獄される人が増えたためであり、収監者の約40%はアフリカ系米国人の男性だ。米連邦地方裁判所判事のジェド・ラコフ氏は、「大量収監の害悪」に対して司法が声を上げるよう求める。(NYRB)
本日の動画
「デジタル単一市場」 欧州委員会は、 新たな包括的取り組みの一環として、宅配便から電気通信、オンライン小売りまで、あらゆる分野の改革を計画している。 ダンカン・ロビンソンが解説 する、改革について知っておくべきこと。(FT)
本記事は、 フィナンシャル・タイムズとの協力により掲載しています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:FirstFTは、フィナンシャル・タイムズの編集者が選んだ、FTの世界の主要ニュースとウェブ上の優れた記事を届ける無料の日刊メールです。
画像:シンガポールの中心業務地区で建物の前を歩く男性。REUTERS/Nicky Loh。



