スイスのこの氷河はゆっくりと消えつつあるため、人々が葬儀を営んだ

People look at the Pizol glacier as they take part in a mourning ceremony as awareness to climate change, Switzerland, September 22, 2019. REUTERS/Denis Balibouse - RC146B34AC50
The Pizol glacier now measures less than a tenth of a square kilometre.Image: REUTERS/Denis Balibouse
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日曜日、数百人の気候活動家がスイスの氷河に哀悼の意を表しました。この氷河は、温暖化する環境の犠牲となり、今後10年のうちに消滅する見込みです。

スイス東部グラールス・アルプスにあるピゾル氷河は、現在の面積が0.1平方キロメートル未満にまで縮小しており、気温の上昇とともに後退を続けています。海抜約2,600メートル(8,530フィート)に位置するこの氷河は、2030年までに完全に消滅する見込みです。

「私は何度もここまで登ってきました」と、チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の氷河学者マティアス・フスは、行進に参加した人々に語りかけました。「それは良き友を失うようなものです。」

現在の面積は約0.06平方キロメートル(0.02平方マイル)で、科学者が面積0.32平方キロメートルと記録した1987年のごく一部にすぎません。わずか4年前には、その面積は0.1平方キロメートルとされていた、と「世界氷河変動速報(Global Glacier Change Bulletin)」は伝えています。

スイスには約1,500の氷河がありますが、今回の集会は、8月にアイスランドで活動家らなどが、融けてしまった氷河を追悼した行動と呼応するものです。

スイスでは気候変動に対する活動が高まっており、今年は、化石燃料に依存するエネルギー事業への資金供給における役割が一部で非難されているスイスの銀行の入口を封鎖し、数十人が逮捕される事態も起きました。

さらに、直接民主制で知られるこの国では、「氷河イニシアチブ(the Glacier Initiative)」と称する請願運動の主催者が、この措置を投票にかけるために必要な12万筆の署名を集めたため、まもなく気候中立の実現について投票が行われる可能性があります。

「ピゾル氷河はもう救うことができません」と、フスは述べています。しかし、今すぐ行動すれば、気候変動による悪影響の多くは抑えられる可能性があります。「私たちにできることはすべてやり、100年後にも子どもや孫たちにスイスのこの地で氷河を見せられるようにしましょう。」

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