インド国道庁(NHAI)は最近、国道の40~60kmごとにEV充電ステーションを設置する計画を発表した。
充電ポイントの不足がEVを敬遠する理由の一つとなっているため、これによりEVへの乗り換えを促す効果が期待される。
インドは、2030年までに商用車の70%を電動化する目標を掲げている。
従来型の車で一般道を走る場合、ガソリンスタンドはたいていすぐ近くにあります。しかし、EVがますます普及するにつれ、充電ステーションも同じくらい簡単に見つけられるようになるのが自然です。
インドでは、この構想が現実になりつつあり、ほぼ700カ所のEV充電ステーションからなるネットワークが、すべての国道沿いに整備される予定だ。
インド国道庁(NHAI)は最近、国道の40~60キロメートル(約25~37マイル)ごとにEV充電ステーションを設置する計画を発表した。同庁は、2023年までにこれらの充電ステーションで国道4万キロメートルをカバーする計画だ。
NHAIのギリダル・アラマネ会長は、休憩所、トイレ、さらにはレストランもEV充電ステーションに併設し、ドライバー向けの設備を網羅したネットワークを構築すると説明した。この計画にはガソリンスタンドとディーゼルスタンドも含まれる。
「沿道施設100カ所の入札を実施したところ、非常に大きな反響がありました。各施設には少なくとも6~7件の応札がありました。落札者が決まれば、(工事は)完了までに6カ月かかります」とアラマネ氏はThePrintに語った。「電気自動車で国道を走る人は、車が故障しても困ることはありません」
このプロジェクトは、より多くのドライバーにEVへの乗り換えを促す可能性がある。一部の消費者が電気自動車への移行をためらう理由として、航続距離が短いことやEV充電ステーションが不足していることが挙げられる。米国エネルギー省によると、完全な電気自動車の航続距離は1回の充電で約60~300マイル(97~483キロメートル)である一方、ガソリン車は1タンクで約240マイルから700マイル超(386~1,127キロメートル)走行できる。
モビリティの未来とは?
新型車は航続距離が長くなっている。たとえば、テスラのモデルSロングレンジは1回の充電で370マイルを超える。それでも、多くの国では充電ステーションがまばらなため、EVで長距離を移動するのは課題となる。
官民両部門も、インドにEV充電器をさらに設置する取り組みに加わっている。国営のヒンドゥスタン・ペトロリアム・コーポレーションは、1万9,000カ所を超える給油所の大規模ネットワークを活用し、今後3年間で新たに5,000カ所を超えるEV充電ステーションを設置する計画だ。
インドの新たな充電ステーション網により、電気自動車の所有や充電がこれまで以上に便利になる可能性がある。このプロジェクトは、EVの保有を増やすという同国の包括的な目標に沿ったものだ。
インドのニティン・ガドカリ道路交通相は、デカン・ヘラルド紙に語ったところによると、インドは2030年までに商用車の70%、自家用車の30%、バスの40%、二輪車および三輪車の80%を電動化する目標を掲げている。




