気候変動:2050年までに極端な気候に見舞われると予測される都市

Manila city skyline during daytime.
Cities are expected to experience hotter conditions and less precipitation.Image: Unsplash/Alexes Gerard
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  • 気候変動により、世界各地の都市はますます暑く、乾燥している。

  • 新たな研究によると、このままでは多くの都市が2050年までに、これまで都市で見られたことのない気候条件を経験することになる。

  • 東南アジアの多くの都市では、極端な暑さと降雨量の減少が新たな常態となる。

  • フィリピンのマニラは約4°C暑くなり、ミャンマーのラングーンは約6°C暑くなると予測されている。

  • 広島、台北、マカオでは、降雨量が10分の1を超えて減少する可能性がある。

気候変動により、気候変動、世界各地の都市は暑く乾燥してきている。—新たな研究が、2050年までに多くの都市が、これまで主要都市で見られたことのない気候条件を経験するとしている。対象にはクアラルンプール、ジャカルタ、ラングーン、マニラ、シンガポールが含まれる。

スイスのチューリヒにある環境システム科学部門の研究者らは、世界の主要500都市のうち22%が、これまでにない気候条件に見舞われると算出した。東南アジアの多くの都市では、猛烈な暑さと降雨量の減少が新たな常態となる一方、降雨量が大幅に増加することで、これまでにない状況に直面する都市もある。

例えばマニラでは、夏の平均気温が約4°C上昇する一方、年間の平均降雨量は8%減少する。ミャンマーのラングーンでは、夏の気温が約6°C上昇し、年間降水量が6.5%減少する。将来、既知の都市気候から大きくかけ離れると評価された都市の一つだ。

他の都市は、別の地域にある都市により近い気候になる。将来、広島、台北、マカオでは極端な干ばつが続く可能性があり、降雨量は最大13%減少する。中央アジアの都市では降雨パターンに大きな変化はないものの、気温が6°C以上大幅に上昇する。このため、タシュケントは中東の都市モスルやイルビルに近い気候となり、バグダッドは2050年までにクウェート市のような気候になると予測されている。カトマンズは降雨量が増え(気温も上がり)、バングラデシュのダッカに近い気候となる。

平均気温の上昇幅が最も大きいのはテヘランで、6.2度と予測されている。Image: Jean-Francois Bastinほか「都市類似性の世界的分析から気候変動を理解する」、『Plos One』誌
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