自分で果物や野菜を育てたいとずっと思っていても、園芸の才がないという方には、Farmbot Genesisが待ち望んでいたガジェットです。
Farmbotは種をまき、作物に水を散布し、野菜畑の雑草まで取り除きます。あとは収穫できるようになったら、収穫するだけです。
Farmbotは、オープンソースソフトウェアを使い、特注の拡張可能なレール上を走行します。レールにシステムを設置したら、アプリから設定できます。ゲームのようなユーザーインターフェースで、植物をベッドの仮想マップ上にドラッグ&ドロップして、畑の設計ができます。種は自動的に間隔を空けてまかれ、植物ごとに異なる栽培計画を適用できます。
Farmbotはどのデバイスからでも操作でき、鳥を追い払う場合などには、ツールを手動で動かすこともできます。
Farmbotの計算処理能力を支えているのは、Raspberry Piです。これは小型のシングルボードコンピューターで、学校や発展途上国で基礎的なコンピューターサイエンスを教えるために開発されました。FarmBotのプラスチック部品は、入門者向けの機器でも3Dプリントできます。また、金属製のコネクターは、CNC(コンピューター数値制御)フライス盤のような高度な工具でも、金属用の手のこぎりのような簡単な工具でも製作できます。
Farmbotは精密農業の一例です。精密農業は、農業の未来および食料生産の未来と評されてきました。かつて精密農業には重機と多額の設備投資が必要でした。今、Farmbotはこのコンセプトに「メイカー文化」のアプローチを取り入れ、はるかに幅広いユーザーがその恩恵を受けられるようにしています。


