過去5年間で、スウェーデンの道路では10,000頭を超えるトナカイが命を落としました。サーミの人々は、群れを守るため、制限速度の引き下げ、柵の増設、安全なトナカイ横断路の整備を求めています。
スウェーデンのトナカイは、気候変動と工業化による脅威の高まりに直面しています。気温の上昇によって牧畜民はトナカイを新たな地域で放牧せざるを得なくなっており、その一部には幹線道路が通っています。この5年間で、スウェーデンの道路では10,000頭を超えるトナカイが命を落としました。
さらに、この地域では採掘活動が活発化し、交通量が増えてトナカイの個体群がいっそう危険にさらされています。
スウェーデンでトナカイを守る
スウェーデンの先住民であるサーミの人々は、トナカイの保護強化を求めています。制限速度の引き下げ、柵の増設、安全なトナカイ横断路の整備を訴えています。トナカイはサーミの人々の暮らしに欠かせない存在であり、その減少はサーミ文化に重大な脅威をもたらします。
サーミの人々の知識を保全に生かす
先住民は、自らの土地を守る担い手として何千年にもわたる経験を積み重ねてきました。土地やそこに暮らす生き物について豊かな知識を持ち、それは保全活動に大いに役立つ可能性があります。
保全や再生のプロジェクトに先住民の知識を取り入れることで、取り組みの効果を高めるだけでなく、低炭素の未来への移行をより公正で公平なものにできます。




