ルワンダとケニア、すべてのアフリカ人を対象にビザなし渡航を導入

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ポール・カガメ大統領は、すべてのアフリカ人をビザなしでルワンダに受け入れると発表しました。これによりルワンダは、ベナン、ガンビア、セーシェルに続き、こうした制限を撤廃するアフリカで4番目の国となります。しかし、この方針転換の背景には何があるのでしょうか?

ルワンダとケニアは、他のアフリカ諸国の人々に国境を開放し、アフリカ大陸のすべての市民にビザなし渡航を認めることで、アフリカの統合を大きく前進させました。この措置により、ルワンダはベナン、ガンビア、セーシェルに続き、こうした制限を撤廃するアフリカで4番目の国となります。ケニアも2023年12月31日にこの動きに加わる予定です。

方針転換を後押しする要因

ルワンダのポール・カガメ大統領は、アフリカ域内のビザなし渡航を積極的に提唱し、アフリカ大陸を「統一された観光地」とする構想を描いてきました。アフリカの中間層が拡大するなか、大陸には「世界の観光の未来」となる大きな可能性があると認識しています。

アフリカ・パスポートとAfCFTA:統一アフリカへの道を切り開く

この構想に沿って、アフリカ連合は2016年にアフリカ・パスポートを導入し、欧州連合域内と同様の移動の自由を促進しました。当初は外交官とアフリカ連合の職員に限られていましたが、今後、対象が拡大される見通しです。

さらに、2021年に設立されたアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)は、アフリカ大陸の13億人を対象とする統一市場を形成しました。推定市場価値3兆4,000億ドルのこの巨大市場には、地域所得を7%押し上げ、女性の賃金上昇を加速させ、2035年までに3,000万人を貧困から救い出す可能性があります。