海洋の20%以上が暗くなり、生命に欠かせない有光層が縮小しています。海洋生物や酸素の生成、気候変動対策が脅かされています。
過去20年間で、世界の海洋の20%以上が暗くなりました。この傾向により、ほぼすべての海洋生物を支える、太陽光が届く層である有光層が縮小しています。
有光層が重要な理由
深さ約200メートルに広がる有光層には、海洋生物種の90%が生息しています。また、地球上の生命に不可欠な微小生物である植物プランクトンが、太陽光とCO2をエネルギーに変換する場所でもあります。植物プランクトンは地球上の酸素のほぼ半分を生み出し、大量の炭素排出を吸収しています。
海洋を暗くしている原因は?
沿岸部では、農業、森林伐採、開発による土砂の流出などが原因です。外洋では、気候変動に起因する藻類の大発生や気温上昇が主な要因です。2003年以降、海洋の10%は明るくなりましたが、その2倍の面積が暗くなっています。
海洋がますます暗くなることは、世界の生物多様性、食料安全保障、気候調節に深刻な脅威をもたらします。Friends of Ocean Actionは、海洋の健全性を環境対策の中心に据えるために活動するグローバルネットワークです。


