あなたの国の人々が最も心配していることは何ですか?

People wait in line to attend TechFair LA, a technology job fair, in Los Angeles, California, U.S., January 26, 2017. REUTERS/Lucy Nicholson
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調査によると、世界人口のかなりの割合が自国の進む方向に不満を抱いています。この調査では、各国の人々が最も懸念していることも明らかになりました。

たとえばフランスとメキシコでは、実に89%が自国は間違った方向に進んでいると考えています。ブラジル、南アフリカ、イタリア、ハンガリーがそれに続き、82~84%が不満を示しています。

英国の調査会社Ipsos MORIが調査した25か国全体では、人々は「自国の状況は間違った方向に進んでいる」と考える傾向が強く(61%)、正しい方向に向かっていると考える人は39%でした。

世界の人々が懸念していること

世界で最も大きな懸念は失業で、39%が最も心配していることとして挙げました。次いで、金融・政治の腐敗、貧困と社会的不平等がそれぞれ32%でした。犯罪と暴力(30%)、医療(22%)が世界の懸念事項の上位5つを占めています。

Image: Ipsos MORI

一方、時とともに薄れてきた懸念もあります。2010年には50%を超える人々が失業を心配していました。これはおそらく、2007~2008年の金融危機後の社会の空気を反映したものでしょう。

金融・政治の腐敗と医療への懸念は2010年以降おおむね変わっていません。一方、貧困と社会的不平等、犯罪と暴力への懸念はやや低下しました。

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出身地によって異なる心配事

当然ながら、国によって人々の心配事は異なります。ペルー、メキシコ、アルゼンチンでは、各国の殺人率はいずれも世界平均を上回っており、犯罪と暴力が最大の懸念です。

さらに意外なことに、殺人率が人口10万人あたり1人未満のスウェーデンでも、犯罪と暴力が最大の懸念です。欧州のニュースネットワークThe Localによると、この世論調査は、メディアで注目度の高い犯罪が報じられた時期とほぼ重なる2016年8月から9月に実施されており、それがスウェーデンの回答者の答えに影響した可能性があります。

トルコ、イスラエル、インドネシア、米国など、近年テロ攻撃があった国では、テロが最大の懸念です。スペイン、イタリア、フランスなど、金融危機の影響を受けた欧州諸国では、失業が最大の懸念で、50%を超える人々が懸念を示しています。一方、カナダ、オーストラリア、サウジアラビアでも、失業が最大の懸念となっています。

ハンガリー人とポーランド人が最も心配しているのは医療で、それぞれ63%、51%でした。

南アフリカ、ロシア、ブラジルの人々は、金融・政治の腐敗を最も心配しています。これらの国は、トランスペアレンシー・インターナショナルがまとめた2016年腐敗認識指数でも低い評価となっています。南アフリカは64位、ロシアは131位、ブラジルは79位です。

主要経済国であるドイツと日本では、貧困と社会的不平等が最大の懸念でした。

移民を最大の懸念として挙げた国は英国だけでした。中国では、道徳の退廃が最大の懸念でした。

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最も楽観的な国々

とはいえ、すべてが暗い話というわけではありません。いくつかの国では、悲観的な人より楽観的な人のほうが多くいました。中国、サウジアラビア、インド、アルゼンチン、ペルー、カナダ、ロシアがこれに含まれます。

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