実際よりもイスラム教徒人口が多いという認識はヨーロッパで広く見られ、これは昨年の Ipsos Moriによる分析で示されたものである。
フランスの平均的な市民は、フランスの人口の31%がイスラム教徒だと考えていたが、記録上は8%である。ドイツ人は自国の割合を19%と考えており、記録上の6%とは異なる。英国では、それぞれ21%と5%であった。
少数派人口に関する誤解は、不安定な時期に、 移民問題についてのより情報に基づいた議論 の妨げとなっている。 ブリュッセルを拠点とするシンクタンク「Friends of Europe」の責任者であるGiles Merrittは、次のように書いている: 「先週パリで起きたテロ攻撃は、ヨーロッパの難民・移民危機への対応をめぐる深刻な分裂をさらに深める可能性が高い。」
欧州連合加盟国のうち、ドイツとフランスが、それぞれ470万人以上と最も多いイスラム教徒人口を抱え、英国は300万人弱で3番目に多い。この数字は、 Pew Researchによるものである。
人口に占める割合でみると、フランスは市民の7.5%がイスラム教徒に分類され、EU加盟国中3番目である。キプロスが25.3%で首位に立ち、ブルガリアが13.7%で続く。Pew Researchの調査では、EUのイスラム教徒人口は2030年までにフランス並みの約8%に達すると見込まれている:

執筆者:Donald Armbrecht はフリーランスのライターであり、ソーシャルメディア・プロデューサーでもある。
写真:車椅子に乗った高齢の女性が、アムステルダムの多文化地域インディッシェ・ブルト(Indische Buurt)のJavastraatで買い物をしながら、モロッコ系のオランダ人の子どもたちの前を通り過ぎる。REUTERS/Guus Dubbelman




