このグラフが示す、COVID-19が米国のメンタルヘルスに及ぼした影響の大きさ

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COVID-19 has been a hard time for millions of people around the world.Image: Unsplash/Fabio Neo Amato
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  • パンデミックは世界中の何百万人もの人々のメンタルヘルスに影響を及ぼした。

  • 全米パンデミック感情影響報告書の収集データは、コロナウイルスが米国のメンタルヘルスに及ぼす影響を検証している。

  • このデータは、人口集団ごとの差異や影響、今後の対応を理解するのに役立つ。

COVID-19の影響は深刻だ。Image: Visual Capitalist

米国民に対するCOVID-19の感情面への影響

COVID-19のパンデミックは地球上のほぼすべての国に広がり、何百万人もの人々のメンタルヘルスを壊滅的に損なっている。

私たちの大半は、平時よりも強い感情的苦痛を感じているが、ストレスの深刻さは、年齢、人種、教育水準、さらには居住地などの要因によって変わる可能性がある。

この図は、全米パンデミック感情影響報告書のデータを用いて、米国の各人口集団がどのように感じているかを示している。

調査方法

このような特異な出来事による感情の動揺は人々にさまざまな形で影響し、関連する直接的・間接的な要因が多いため、測定は難しい。

図で参照している報告書では、研究者らが1,500人の成人を対象に、COVID-19の影響を測る詳細な調査方法を作成した。調査は2020年5月、大多数の人々に厳格なロックダウン命令が出されていた時期に実施された。失業率は、世界恐慌の時期にしか見られなかった水準に匹敵し、もちろん、死亡率は誰も予想できなかった速さで上昇していた。

参加者の回答に基づいてパンデミック苦痛指数スコア(PDIS)を算出し、パンデミックによる苦痛を低(下位25%)、中、高(上位25%)の四分位に分類した。

人口集団別の感情的苦痛の程度

調査結果から、参加者のほぼ40%が、COVID-19の流行により失業したか、収入の減少を経験していたことが明らかになった。ただし、こうしたストレス要因の影響は人口集団によって異なる。

年齢

報告書によると、パンデミックに関連する感情的苦痛は、年齢層が上がるにつれて低下する。18~34歳の人々は、パンデミックに関連する苦痛が全体として最も強く、高いストレスを感じている回答者の割合は、50歳超の人々のほぼ2倍に達した。一方、65歳以上の回答者は、苦痛スコアが最も低かった。

人種

調査対象となったすべての民族のうち、ヒスパニック系/ラテン系と黒人のパンデミック苦痛指数スコアの平均が最も高く、白人の平均スコアが最も低かった。

なお、調査はジョージ・フロイドの死から5日後に終了したため、回答の大半にはこの出来事や、その後の組織的な人種差別に反対する運動の影響が反映されていない可能性がある。

その他の区分

その他の集団にも、触れておくべき小さな差が見られた。たとえば地域別では、農村部の住民は町や都市に住む人々と比べて、パンデミックによる強い苦痛を経験する可能性が低かった。

男女間では、男性と女性が経験する苦痛の程度は同程度だ。また、COVID-19に関連する感情的苦痛の程度は、18歳未満の子どもがいる人と、子どもがそれより年上の人との間で大きな違いはなかった。ただし、18歳未満の子どもがいる女性は、未成年の子どもがいない女性よりも、不安の症状を多く報告した。

データは何を意味するのか?

この調査はいくつかの重要な知見を示している。人々が必要とする支援を届けるには、その知見が何を意味するのかを理解することが欠かせない。

たとえば、パンデミックに関連する苦痛が強い参加者は、40倍、臨床的に有意なレベルの不安を抱える可能性が高く、20倍、臨床的に有意なうつ症状が見られる可能性が高い。これは、苦痛の程度が低い人々と比べた場合である。

データは何を意味するのか? Image: Visual Capitalist

実際、報告書によると、米国疾病予防管理センターは、4人に1人の18~24歳の人が、2020年6月のある時点で自殺を真剣に考えたことがあるとしており、この結果は同年齢層の感情的苦痛スコアと一致している。

免疫力を高める

COVID-19がメンタルヘルスに及ぼす壊滅的な影響を免れる人はいないが、他の人よりもリスクが高い人がいるのは明らかだ。

残念ながら、若年成人や人種的・民族的マイノリティは、これまでパンデミックによる心理的負担をより重く抱えており、その結果として生じる長期的な影響はまだ明らかになっていない。

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