最も競争力の高いラテンアメリカの国は?

最も競争力の高いラテンアメリカの国は?
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世界経済フォーラムの 『世界競争力報告書 2014-2015』によると、ラテンアメリカで最も競争力の高い経済はチリです。同国は制度基盤が強固で(世界第28位)、腐敗の水準が低く(第25位)、一部に労働市場の硬直性があり、それが高い解雇費用につながっているにもかかわらず、マクロ経済は安定しています(第22位)。

中央アメリカではパナマが首位です。同国は優れたインフラを誇り(第40位)、港湾・空港施設(第7位)は世界でも有数です。一方、制度の機能(第74位)、なかでも腐敗(第94位)や教育の質の低さ(第83位)に関する順位の低さが足かせとなっています。

コスタリカは地域有数の教育制度を誇り(第21位)、イノベーション能力でも比較的健闘しています(第36位)。しかし、交通インフラの貧弱さ(第108位)、資金調達の難しさ、マクロ経済の実績や高い財政赤字(第116位)への懸念はマイナス要因です。

ブラジルは、大きな市場規模と比較的洗練されたビジネス界(第47位)、そして一部に見られる優れたイノベーション(第44位)の恩恵を受けています。しかし、交通インフラの弱点が根強いこと(第77位)に加え、制度の機能(第104位)や腐敗に対する認識(第130位)が悪化していると見られ、評価を下げています。

メキシコの広大な国内市場は大きな規模の経済を可能にしており(第10位)、同国は比較的良好な交通インフラ(第41位)と、洗練された企業を数多く擁しています(第58位)。一方で、制度の機能に対する評価の低さ(第102位)、教育の質、ICT普及率の低さ(第88位)が課題です。

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世界経済フォーラム・ラテンアメリカ会議2015 は、5月6日から8日までメキシコのリビエラ・マヤで開催されます。

著者:マーク・ジョーンズは、世界経済フォーラムの編集委員です。

画像:バルパライソ市の港で、女性の港湾労働者たちが勤務について話し、準備をしています。REUTERS/Eliseo Fernandez

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