スマートフォンやタブレット、コンピューターに費やす時間を考えれば、インターネットにつながらない世界は、多くの人にとって到底受け入れがたいものでしょう。
推計によると、インターネット利用者数は世界で約36億人、世界人口のほぼ半数にのぼります。一方、Facebookの月間アクティブ利用者数は20億人を超えています。
イプソスは23カ国の1万8,000人以上を対象に調査を実施し、3分の2がインターネットのない生活は想像できないと答えました。
ただし、国によってはインターネットへの依存度が特に高いようです。調査対象となったインド人の82%は、オフラインの生活は想像できないと答えました。インドは利用者数で世界第2位ですが、6億3,580万人という数は、人口のわずか26%にあたります。

英国は、インド、中国、米国、ブラジルなど人口の多い国々よりインターネット利用者数が少ないものの、78%がインターネットなしでやっていくことは考えられないと答え、2位となりました。
中国は、インターネット利用者数が世界最多の国で、2017年3月時点で7億3,100万人にのぼり、77%で3位でした。
デジタルから離れる時間
ミレニアル世代とポストミレニアル世代は、他のどの年齢層よりも常時つながっています。しかし、ソーシャルメディアの普及は、若者のうつ、不安、孤独感の高まりと時を同じくして進みました。
英国では現在、成人がオンラインで過ごす時間は週平均25時間で、2005年の9時間から増加しています。国の通信規制機関Ofcomの調査によると、16~24歳の若者では週29時間に達しました。
この調査では、3分の1を超える人が前年のある時点で「デジタル・デトックス」を行っており、休止する可能性が最も高い年齢層は16~24歳だったことが分かりました。
デジタル・デトックスの結果、3分の1を超える人が生産性の向上を感じ、ほぼ3分の1が解放感を覚え、4分の1が人生をより楽しめたと答えました。一方、16%は「取り残される不安」、いわゆるFOMOを感じ、15%は途方に暮れ、14%は孤立したと答えました。


