毎週の科学アップデートへようこそ。今週の最も興味深いニュースを厳選してお届けします。
今年のテクノロジー・パイオニアが発表されました。 初期段階の科学・技術企業49社をご紹介します。 これらは世界経済フォーラムが、 ビジネスと社会に大きな影響を与える可能性を秘めた企業として認めたものです。
AIはどのように賢くなっているのか。 コンピューターはすでに驚くべきことを成し遂げていますが、人間のように知覚し、学び、思考できるようになれば、さらに多くのことができるでしょう。D. Scott Phoenixは、フォーラムの2015年テクノロジー・パイオニアの一社であるVicariousが、 その飛躍の実現に向けてどのように取り組んでいるかを語ります。
テクノロジーが私たちを救ってくれるわけではありません。 気候変動に対して 「テクノフィックス」(技術による安易な解決策)は存在しない ――大気中から炭素を除去する巨大な装置を造ったとしても、 私たちの環境は依然として破滅する運命にあると研究は結論づけています。排出を削減することが、唯一の選択肢かもしれません。
地球は後戻りできない地点に達したのでしょうか。 状況は確かに深刻に見えます。本記事は、 今まさに起きている気候変動の影響を集計し、50年後の話ではなく、私たちはすでに後戻りできない地点を越えてしまったのかと問いかけています。これを読んで眠れなくならないのであれば、もはや何が心を揺さぶるのか私には分かりません。
量子コンピューティングは私たちに何をもたらすのでしょうか。 バンクーバーを拠点とする1QBitも、フォーラムのテクノロジー・パイオニアの一社です。共同創業者のLandon DownsとAndrew Fursmanが、 この科学が何をもたらすのか、そしてどこへ向かっているのかについて語っています。
科学と中絶。 最近米国では、科学研究目的の胎児の身体部位の違法取引の証拠を示すとされる反中絶動画をめぐる論争が起きており、 新たな科学が、論争の多い社会的議論の均衡をどのように傾けうるのかという問いを投げかけています。
科学と司法。 司法制度は、私たちの 心理学と脳に関する理解とともに進化すべきでしょうか?
若い血は若返りをもたらすのでしょうか? ダボス・アイデアズラボの登壇者 Tony Wyss-Coray とフォーラムの若手科学者Saul Villedaは、若者の血液に、老いた脳を回復させうる何かが含まれていることを発見しました。この魅力的な研究を扱った ガーディアン紙の記事をご覧ください。
エボラ出血熱の終息。 科学者たちは、エボラ出血熱のワクチンを発表しました。このワクチンは臨床試験で 100%の有効性 を示しており、ウェルカム・トラストのJeremy Farrerなどの世界的な保健指導者は、これが 国際社会が長年夢見てきた奇跡的な突破口 だと考えています。
月の裏側。 深宇宙気候観測衛星(DSCOVR、別名GoreSat)に搭載されたNASAのカメラは、 月が地球を横切る様子 を、100万マイル離れた地点から撮影しました。この画像は、地球からは決して見ることのできない月の一部を、めったにない視点で示しています。
執筆者:David Gleicher氏は、世界経済フォーラムの科学技術部門シニア・プログラム・マネージャーです。
写真:チューリッヒで開催された展示会「Robots on Tour」で、子どもたちが人型ロボット「Roboy」の手に触れています。REUTERS/Michael Buholzer



