自転車は健康によく、環境にも優しい乗り物です。世界各地で何百万人ものサイクリストが「自転車通勤の日」を祝う今、二輪で暮らすことにどんな利点があるのかをご紹介します。
1. プラスチックごみの上を走る
オランダのサイクリストは、リサイクルしたペットボトルのキャップ50万個から作られた道を走ることができます。耐久性があり、建設も容易で、環境に優しい交通手段の実現とプラスチックごみ対策を同時にかなえる取り組みです。
2. イタリアのサイクリストにはアイスクリームが無料
カロリーを消費できるのはありがたいことです。なぜなら、ボローニャでは自転車に乗ると、アイスクリームとビールが無料でもらえることがあるからです。このイタリアの都市は、車を家に置いて出かけるよう促し、汚染の抑制を目指しています。世界保健機関(WHO)によると、世界人口の90%以上が汚れた空気を吸っており、肺疾患やがん、心臓発作などの健康問題につながっています。自転車は乗る人にも周囲の人にもよいものです。ただし、ジェラートの食べ過ぎにはご注意を。
3. オランダには自転車の地下駐輪場がある
ユトレヒト市の鉄道駅の地下に整備される駐輪場には、1万2,500台の自転車を収容でき、世界最大となる予定です。オランダの人々がどれほど自転車を愛しているかを示す一例です。
4. 自転車に乗って報酬を得る
実際、オランダの人々は自転車をとても愛していて、一人一台以上を所有しています。オランダの人口1,700万人が所有する自転車は、合計で約2,300万台に上ります。そして政府はこのほど、自転車通勤者に1キロメートル当たり0.22ドル相当の税制優遇措置を導入しました。自転車の人気はさらに高まるかもしれません。
5. 笑顔になれる
スコットランドのこの取り組みでは、高齢の近隣住民を自転車に乗せてあげるよう人々に呼びかけています。人々の交流を促し、孤独感を和らげ、自転車が心の健康にもたらす効果を広めるのに役立ちます。ほかの有酸素運動と同じく、自転車に乗ると脳内で気分を高める化学物質であるエンドルフィンの生成が促されます。短時間自転車に乗るだけでも、ストレスホルモンであるコルチゾールの濃度を下げられます。そのため、うつ病と闘う一つの方法になります。
6. 自転車は新興国の助けになる
2025年までに、インドの道路を走る自動車は最大3億6,400万台に達する可能性があります。2005年の5倍に当たる台数です。自転車の利用が増えれば、それに伴う交通渋滞や汚染を減らせるかもしれません。南アフリカでは、約50万人の小学生が毎日、通学の往復に2時間以上歩いています。自転車があれば、子どもたちの生活は大きく変わるかもしれません。毎週何時間も節約でき、その時間を勉強や遊びに使ったり、家を出る前に朝食をとる時間を確保したりできます。



