ウクライナから避難した人々と、国内にとどまる人々を対象に、17億ドルの緊急支援要請が開始された。
国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏は、資金は住居、医療支援、飲料水の提供に充てられると述べた。
ロシア・ウクライナ戦争により、すでに難民は約67万7,000人に上っている。
国連機関は3月1日火曜日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて急増する人道上のニーズに対応するため、緊急支援要請を開始した。国外に避難した人々と国内にとどまる人々を支援するため、17億ドルを求めている。
国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏は、資金は住居、医療支援、飲料水の提供に充てると述べた。また、国連は既存の計画を拡大・強化し、必要に応じて新たな救援計画を立ち上げると語った。
「このひどい時期を乗り越えるため、ウクライナの人々が互いに助け合えるよう、私たちは支援しなければならない」と、グテーレス氏は国連機関がウクライナ向けの緊急アピールを開始した直後、ビデオ声明で述べた。
「危機はあっという間に非常に深刻な事態になった」と、国連の人道問題担当責任者マーティン・グリフィス氏はジュネーブでの記者会見で述べた。「最初の衝撃や信じがたい思い、今後数日への不安を、緊急支援を必要としている何百万ものウクライナの一般市民への思いやりと連帯へと変えなければならない」
国連難民高等弁務官のフィリッポ・グランディ氏は同じ記者会見で、過去24時間にさらに15万人が国外へ避難し、難民の総数は約67万7,000人になったと述べた。同氏は、この傾向を「極めて憂慮すべき」と表現した。
避難した人々の約半数はポーランドにおり、モルドバにはさらに6万人、スロバキアには約5万人、ルーマニアには4万人がいる。今後数日でニーズは大幅に増える可能性があり、とりわけ都市への攻撃が激化すれば、物資をほとんど持たず急いで避難する人々が増えると、同氏は付け加えた。
各国が受け入れの責任をどのように分担すると見込むか尋ねられ、同氏は、難民は現在、欧州各地に「自ら分散している」と述べた。また、難民対応は国際社会全体の責任だと付け加えた。
国連はすでに、8年間の計画の一環として国内東部に職員を配置していたが、先週時点で資金が確保されていたのは計画額のわずか9%だった。それ以降、寄付は急増しており、グリフィス氏によると、人道支援機関OCHAには依頼していない民間からの寄付が約100万ドル寄せられた。

