楽しいクリスマスの季節です。しかし、クリスマスツリーの下に必要のない物が積み上がることを思うと、すっかり気が重くなることもあります。
しかし、こうした消費への罪悪感を和らげてくれる店があります。「何も持ち帰らなくても、気分よく帰れる」と顧客に約束しています。
英国の慈善団体Help Refugeesとクリエイティブ集団Glimpseが協力し、Choose Loveをオープンしました。難民への実際の贈り物を購入できる世界初の店とうたっています。
ロンドンのソーホーにあるこの店は、難民危機について学びながら、実際に支援するための行動を起こせる場所にもなります。収益は、欧州と中東でHelp Refugeesが行う活動の支援に充てられます。

贈り物は、難民の旅路のさまざまな段階「到着、キャンプ、そして未来」をテーマにしています。品ぞろえには医療器具、毛布、靴下、ベビー服、生理用ナプキン、携帯電話の通話・通信クレジットが含まれ、それぞれの商品には販売品に選ばれた理由を説明する情報が添えられます。
難民の数、過去最多に
UNHCRの年次報告書「グローバル・トレンズ」によると、2016年末、紛争や迫害によって故郷を追われた人は世界で前例のない6,560万人に達し、前年から30万人増加しました。
一方、難民の数は2,250万人を超え、第二次世界大戦後で最多となりました。
2015年以降、地中海を渡って欧州に向かう人々の流れが大きく報じられてきましたが、難民の大多数は貧しい国々にとどまっています。

「グローバル・トレンズ」報告書によると、UNHCRの委任を受けた世界の難民の84%を開発途上地域が受け入れています。
Help Refugeesの最高経営責任者、ジョージー・ノートン氏は次のように述べました。「ベッドと毛布があり、頭上に屋根があることがどれほど幸運か、私たちは簡単に忘れてしまいます。この冬、何千人もの難民にとって、こうした人間としての基本的なニーズを満たすことは、まったく手の届かないことです。
「この店の根底にあるのは、ただ一つのシンプルな考えです。今年のクリスマスは、私たち皆が『Choose Love(愛を選ぼう)』を実践し、助けを必要とする人々を支援しようということです。」
期間限定ショップに足を運べない人のために、オンライン版もまもなくオープンする予定です。

