専門家が最近推定した数の3倍を超える核兵器を北朝鮮が保有している可能性があると、記事でワシントン・ポスト紙が報じています。
新たな推計は、米国防情報局が作成した2017年7月の報告書によるものです。文書を入手した同紙によると、「現在、最大60発の核兵器を北朝鮮の金正恩委員長が管理している」といいます。ストックホルム国際平和研究所が7月に推定した北朝鮮の核兵器10~20発という数とは、大きな隔たりがあります。
ポスト紙が入手した別の機密報告書も、孤立したこの国が、国連安全保障理事会で承認された10億ドル相当の制裁に直面するなか、核弾頭を小型化し、大陸間弾道ミサイルの先端に搭載できるようにしたと示唆しています。一方、最近の北朝鮮の発射実験は、こうしたミサイルがニューヨークやワシントンDCまで到達し得ることを示唆しています。
この報道は、米国とロシアという核大国の関係が緊張するなかで伝えられました。両国関係は、米国がロシアについて、米大統領選に干渉したほか、化学兵器の使用に関与していると非難したことを受け、最低水準に達しています。
ドナルド・トランプ大統領は、米国の核兵器を近代化する1兆ドル規模の計画も引き継ぎました。ロシアも自国の兵器庫を同様に近代化するため、予算を圧迫しています。(ロシアの核近代化について、トランプ氏は「軍拡競争にしよう」とさえ述べています。)
原子力科学者会報は、こうした核をめぐる強硬な発言や核拡散を受け、1月に「終末時計」を30秒進めました。この象徴的な変更は、人類が破滅的な「真夜中」まで、あとわずか2分30秒のところにいることを意味します。
以下の地図は、核兵器を保有する国とその最も有力な推定値を示しています。


