このスタートアップは使用済みコーヒーかすからパーム油の代替品を製造

Dan Streetman, vice president of wholesale and coffee buyer for Irving Farm Coffee Roasters, holds a handful of La Bendicion coffee beans from Nicaragua at Irving Farm in the Manhattan borough of New York September 23, 2014. For the first time in three years, Streetman is buying coffee beans in bulk from Colombia, exploiting low comparative prices and reflecting new flexibility by U.S. roasters who had become over reliant on a single country for premium arabica. Streetman, the buyer for New York City-based specialty roaster and retailer Irving Farm Coffee Roasters, stopped ordering from the South American country in 2011 as disease devastated crops, supplies became erratic and prices soared. Instead he bought more from El Salvador, Guatemala and Honduras. Now, leaf rust fungus, known as roya, is threatening Central America's crops, lifting the cost for many of those grades above Colombia's for the first time in more than eight years, according to Reuters data on physical coffee prices, which are expressed as differentials above or below New York futures. To match story USA-COFFEE/ROASTERS Picture taken September 23, 2014. REUTERS/Carlo Allegri (UNITED STATES - Tags: BUSINESS AGRICULTURE COMMODITIES) - GF2EA9N1JLO01
Brew the future.Image: REUTERS/Carlo Allegri
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世界では、毎日22億5,000万杯を超えるコーヒーが飲まれている。これだけの量を抽出すると、50万メトリックトンもの使用済みコーヒーかすが英国だけで発生する。世界全体では、この廃棄物の600万トン超が埋め立て処分されている。

Image: Mintel

スコットランドの大学に通いながらコーヒーショップで働いていたファーガス・ムーアとスコット・ケネディは、廃棄物の規模を目の当たりにした。そこで2人は、Revive Ecoを設立した。グラスゴーを拠点とする同社は、2人が「資源の壊滅的な浪費」と呼ぶ状況を終わらせることを目指している。

2人はすでに土壌改良製品を開発しており、現在はコーヒー廃棄物から油を抽出している。その品質は市販の代替品に匹敵すると、2人は述べている。

ムーアとケネディが開発に取り組む製品の一つが、持続可能なパーム油代替品だ。環境に配慮したこの油は、食品、飲料、化粧品、医薬品への応用が期待できるという。

パーム油は、熱帯雨林の破壊を引き起こしているとして非難されてきた。グリーンピースによると、世界的な需要の高まりを受け、パーム油農園を造成するため、インドネシアの熱帯雨林では25秒ごとにサッカー場1面分の森林が伐採されている。

Revive Ecoはすでに数々の賞を受賞しており、創業者たちは「スコットランド最優秀若手起業家の称号も得た。2人は、賞金総額100万ドルの社会的スタートアップ賞「2019年Chivas Venture」の最終候補にも選ばれた。

「私たちにとっての成功とは、同じ志を持つ人々が、より循環型の暮らし方を目指して力を合わせ、より環境に優しい未来を築くことです」とケネディは言う。「私たちはコーヒー業界を永遠に変えつつあります。」

Image: エレン・マッカーサー財団

世界経済フォーラムの循環型経済加速プラットフォーム(PACE)に向けてエレン・マッカーサー財団が作成した報告書によると、世界の都市は年間2兆7,000億ドル相当の便益を生み出せるという。2050年までに食の循環型経済を実現した場合の試算だ。

報告書は、「限りある資源を採取し、浪費と汚染を招き、自然のシステムを損なう現代の食料生産の『直線型』のあり方」を終わらせるよう求めている。

Revive Ecoはスコットランドのリサイクル系スタートアップCaudaと提携し、スコットランド各地のカフェ、レストラン、オフィスからコーヒー廃棄物を回収する仕組みを整えている。

ムーアとスコットによると、同社の事業は埋め立て処分によるCO2排出量を削減するとともに、持続可能な天然油の主要な供給源となる。

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