食べられる海藻カップでプラスチックに立ち向かうインドネシアのスタートアップ

A man crosses the mass of green seaweed, which at times emits noxious gasses, on Kerlaz beach to search for shellfish at low tide near Douarnenez in Brittany, western France, August 30, 2011. REUTERS/Mal Langsdon (FRANCE - Tags: ENVIRONMENT SOCIETY TRAVEL) - PM1E78U17EO01
Indonesia has joined a United Nations-led cleanup drive after being rated the second-biggest plastic marine polluter.Image: REUTERS/Mal Langsdon
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ジャカルタ(ロイター)—ジャカルタの食品・飲料小売業者オン・テック・ティアンは、客が食後に食べられるアイスクリーム用カップを販売している。捨てる代わりに食べられるこのカップは海藻から作られ、ゼリーのような味わいで、ペパーミントから緑茶までの風味がある。

カップやその他の容器を、化学物質を使わずに養殖した海藻から製造するインドネシアのスタートアップ、エヴォウェアは、環境汚染を減らすため、プラスチック包装に代わる生分解性製品に期待を寄せている。

「私もこの環境に優しい取り組みを支持しています」と、エヴォウェアの「エロ・ジェロ」容器でアイスクリームを提供する販売業者のオンは語った。ただ、現在の選択肢より価格が高いこの製品に消費者が慣れるには、時間がかかるかもしれないと感じている。

世界でも特に汚染のひどい河川がいくつもあり、かつては手つかずだった海岸がプラスチックごみで散らかるインドネシアは、海洋プラスチック汚染で中国に次ぐ世界第2位と評価された後、国連主導の清掃活動に加わった。

エヴォウェアの共同創業者デービッド・クリスチャンは、海藻を使った食べられる包装の着想は、人口1,000万人を擁するインドネシアの首都ジャカルタで、ここ数年にプラスチックごみが急増するのを食い止めたいという思いから生まれたと語った。

「ここでどれほど多くのプラスチックごみが出ているかを目の当たりにしました。分解には何百年、あるいは何千年もかかり、あらゆるものを汚染します」とクリスチャンは付け加えた。

最初に開発した海藻製のゼリーカップに続き、エヴォウェアはコーヒーや調味料用の水溶性小袋など、ほかの種類の包装にも事業を広げている。

インドネシアは毎年、海藻を1,000万トン生産しており、2020年までに1,900万トンを目指していると、クリスチャンは述べた。

しかし、現在は手作業で製造されるエヴォウェアの製品が、価格面でプラスチックと競争できるようになるには、まだ道のりがある。

食べられる海藻製の「エロ・ジェロ」コーンは、一般的なクレープコーンの最大5倍の価格になることがあるとオンは言う。また、食感を保つためにプラスチックと紙の包装材を使っている。

「将来は包装をもっと良くして、プラスチックを使わないようになってほしいです」と、客の一人であるヴィンス・ランタン・ヘルダは語った。

(1ドル=13,535.0000ルピア)

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