世界最高峰は、「世界で最も高い場所にあるゴミ捨て場」という不名誉な評判を得ており、最近の清掃作業では、エベレストから1万キログラムを超えるゴミが回収された。人間の排泄物を含むごみ、使用済みの酸素ボンベ、古いテント、ロープ、缶、プラスチックの包装材、そして4体の遺体などである。

これまでに約5,000人がエベレストの山頂に到達しており、その標高は8,8488メートル、すなわち29,000フィートである。しかし、さらに多くの人々がベースキャンプやネパールのサガルマータ国立公園を訪れており、そうした観光客や登山者はしばしば物を置き去りにしている。
ネパール政府と慈善団体の支援を受けたシェルパの登山者たちが、冬の雪解けによって露出したゴミを回収した。
ゴミの投棄は政府にとっても課題である。政府は、こうした大規模な観光名所がもたらす収入と、その保護・保全の必要性とのバランスを取る必要がある。ネパールは今年、エベレストへの入山許可証を381件発行しており、その費用は1件あたり11,000ドルである。
中国政府は、今年初めに登山者以外の立ち入りを禁止し、同国側の山腹にあるベースキャンプへの訪問を制限した。17,000フィート付近の同地点を訪れる観光客がゴミを残しすぎているというのがその理由である。

観光客が環境に与える影響は、世界経済フォーラムの「旅行・観光競争力レポート」で取り上げられているテーマの一つである。同レポートは、各国が持続可能性と観光産業がもたらす経済的利益をどのようにバランスさせているかを評価するものであり、観光産業は地球上の10人に1人の雇用を支えている。





