このコンセプトヨット、意外な動力源とは

Environment plastic pollution oceans
The new boat's use of electricity, along with solar cells and wind turbines will make the boat 70% self-sufficient in energy.Image: The SeaCleaners
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  • イヴァン・ブルゴンとチームは、海からプラスチックごみを回収し、それを燃料として使うヨットを設計した。

  • この設計の試作艇は、2024年に進水できると期待されている。

  • ブルゴンによると、ヨットを400隻建造すれば、海洋に漂うプラスチックごみの3分の1を回収できるという。

フランス人の海洋冒険家とそのチームは、世界の海を汚すプラスチックごみをすくい上げ、同じごみを燃料にして船の動力を補えるとするヨットを設計した。

ヨット競技者として世界中の海を帆走する船でレースをしてきたイヴァン・ブルゴンは、キャリアを積んできた。長年にわたり、海に浮かぶごみの帯に遭遇する頻度がますます高まったと、彼は語った。

それが新たな事業「マンタ」の着想につながった。マンタは、ハイテク帆と電動モーターを組み合わせて進む全長56メートル(183フィート)の双胴船だ。

現時点では設計図上の存在にすぎないが、ブルゴンとチームは、2024年に進水できる実動試作艇へと仕上げたいと考えている。

船が水上を進むと、ベルトコンベヤーでごみをすくい上げ、選別してから燃焼炉へ送る。そこでプラスチックを溶かしてガスを発生させ、そのガスでタービンを回し、発電した電力を船のシステムに供給する。

ブルゴンによると、この電力に加え、船の甲板に設置する太陽電池と風力タービンによって、船はエネルギーの70%を自給できるようになる。

ヨットを400隻建造すれば、海洋に漂うプラスチックごみの3分の1を回収できると、彼は語った。また、控えめな予測でさえ、2060年までに海のごみは現在の3倍になると見込んでいるという。

「腕を組んで『いや、何もしない。放っておこう。陸上のことに集中しよう。ごみは海に残しておこう』と言うのは、まったく無責任です」と彼は語った。(文:クリスチャン・ロウ)

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