宇宙から撮影したNASAの画像が示す、北米の山火事による壊滅的な被害

A photo taken from the International Space Station and moved on social media by astronaut Randy Bresnik shows smoke rising from wildfire burning in Southern California, U.S., December 6, 2017. Courtesy @AstroKomrade/NASA/Handout via REUTERS ATTENTION EDITORS - THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY.
Images from NASA showcase the vast extent of the fires.Image: REUTERS
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北米西海岸にお住まいなら、最近、煙に悩まされていると感じることがあったでしょう。

カナダのブリティッシュコロンビア州で発生している山火事は、すでに州の歴史上最悪のものとなっています。一方、カリフォルニア州では特に厳しいシーズンとなり、人命が失われ、住民が避難し、被害額は数十億ドルに上っています。

オレゴン州では7月中旬の山火事による死者が1人確認されており、ワシントン州も例外ではありません。2018年7月31日、エバーグリーン・ステート(常緑の州)では非常事態が宣言されました。

宇宙から見た山火事を可視化する。

今日の画像は、NASAから提供されたもので、火山、砂漠の砂じん、雲、海塩、そしてもちろん煙に由来するものなど、世界各地のエアロゾルを示しています。

こちらは同じ画像にラベルを付けたものです。大陸西海岸のブラックカーボンを示しています。

Image: NASA

山火事は、中央アフリカで大規模に行われている焼き畑や、ハリケーン、台風、さらには世界最大の砂漠であるサハラ砂漠から巻き上がる砂じんと同じようにはっきりと見えます。

こちらは北米の火災を可視化した画像です。さらに拡大してあります。

Image: NASA

この画像から、煙の影響が沿岸部だけにとどまらないことは明らかです。実際、専門家によると、煙は遠くアイルランドにまで到達しているそうです。もちろん、濃度は低くなっています。

その他の画像。

上の可視化画像が最も印象的だと思いましたが、先月には、西海岸の山火事と煙の広がりを示す例が数多くありました。

こちらは数週間前、カリフォルニア州とオレゴン州で山火事シーズンがピークを迎えていた頃にNASAが撮影した別の画像です。

Image: NASA

こちらは8月中旬のシアトルとバンクーバーの画像です。カナダの火災による煙が両市でひどく、1日に「たばこを7本吸い込む」のと同じような状態でした。

Image: NASA

今後の見通し。

9月に入る頃には、山火事シーズンの最悪期は過ぎています。

残念ながら、ブリティッシュコロンビア州ではすでに歴史上最悪のシーズンとなりました。焼失面積(平方キロメートル)に基づき、1950年以降の最悪の火災シーズン上位10件をグラフに示します。

今年は異例の年となりましたが、今後起こりうる事態の前触れでもあるかもしれません。カリフォルニア州の最近の報告書によると、2050年までに、1万エーカーを超える山火事の件数は50%増加する可能性があります。

これが新たな日常なのでしょうか?

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