この島の目を見張るような植物相が、地球上で最も植物の多様性に富んだ島にしている

A view is seen from the Amazon Tall Tower Observatory (ATTO) in Sao Sebastiao do Uatuma in the middle of the Amazon forest in Amazonas state January 10, 2015. The Amazon Tall Tower Observatory is a project of Brazil's National Institute of Amazonian Research and Germany's Max Planck Institute and will be equipped with high-tech instruments and an observatory to monitor relationships between the jungle and the atmosphere from next July. According to the institutes, ATTO will gather data on heat, water, carbon gas, winds, cloud formation and weather patterns. Picture taken on January 10, 2015. REUTERS/Bruno Kelly (BRAZIL - Tags: ENVIRONMENT SCIENCE TECHNOLOGY) - GM1EB1D1UF701
New Guinea is home to more than 13,000 plant species.Image: REUTERS/Bruno Kelly
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  • 研究者らによると、ニューギニア島には1万3,000種を超える植物種が生息している。

  • これは、同島が世界中のどの島よりも植物の多様性に富んでいることを意味する。

  • これらの植物の68%はニューギニア固有種である。

  • この種の生物多様性を保護することは、医療、生計、経済のみならず、地球の未来にとって極めて重要である。

ニューギニアの主な輸出品は次のとおりである。コーヒー、ココア、パーム油。さらに金も豊富で、同島には世界最大の金鉱山がある。

しかし、世界で2番目に大きな島であり、インドネシアとパプアニューギニアの両国が共有するこの島は、計り知れない生態学的価値を持つ、きらびやかな生物多様性にも恵まれている。

よく保存されたモザイク状の景観、マングローブ、熱帯雨林、高山草原を備えたこの島は、長年にわたり博物学者を魅了してきた。

実際、17世紀以来、その植物を目録化する取り組みが続けられてきた。しかし、研究者の多くが独自に調査を行ってきたため、実際にどれほどの種が生育しているのかを数値で示すことには苦労してきた。

そこで最近、世界中からほぼ100人の植物学者が、ロンドン自然史博物館、英国のキュー王立植物園、パプアニューギニア工科大学などの機関と協力し、その実態解明に取り組んだ。

ニューギニアの植物相の生活型別内訳。Image: Nature

「代替不可能な生物多様性」

これまで同島で確認されていた植物の数は、9,000種から2万5,000種と推定されてきた。

この数値を絞り込むため、研究者らはオンライン上の情報源と生物学者のデータセットから植物名のリストを作成した。その後、ニューギニアの植物に関する99人の専門家が、70万点を超える原標本から採取された2万3,000種を超える学名を検証した。

その結果、研究者らはニューギニアに、1,742属264科にわたる1万3,634種の植物が生育していることを明らかにした。

これらの数字は何を意味するのか。端的に言えば、ニューギニアは従来首位だったマダガスカルを抜き、島の植物多様性で世界首位に躍り出た。その植物多様性はマダガスカルより19%多い。

さらに、リストの著者らは、学術誌『Nature』に発表した研究で、ニューギニアの植物の68%が固有種であり、地球上の他のどこにも存在しないことを明らかにした。研究者らは、その要因として、同島の広大な面積、東南アジア、オーストラリア、太平洋の間に位置する地理的条件、そして複雑な地殻変動の歴史が考えられるとしている。

この固有種の豊かさは、インドネシアとパプアニューギニアが、この「代替不可能な生物多様性」の存続に対して独自の責任を負っていることを意味すると、『Nature』の論文は述べている。

決定的な局面

この種の生物多様性を保護することは、人間の健康、経済、そして生計にとって極めて重要である。

それは、食料、雇用、医療に欠かせないものであり世界国内総生産(GDP)の半分以上が自然に対して高度または中程度に依存しているという、世界経済フォーラムの『Nature Risk Rising』報告書による。生物多様性の損失は、フォーラムの『グローバルリスク報告書』において、地球が直面する上位5つのリスクの一つに挙げられている。

私たちが決定的な局面にあることは疑いようがない。食料の生産やエネルギーの消費といった人間の活動により、わずか40年の間に世界の野生生物の3分の2が減少したと、WWFの最新報告書は警告している。

英国の著名な博物学者デービッド・アッテンボロー卿が出演した最近のドキュメンタリー『Extinction: The Facts』では、国連の2019年版「地球規模生物多様性概況」で評価された植物の4分の1が絶滅の危機にあるという事実が取り上げられた。

さらに、新たに発表された国連「地球規模生物多様性概況」第5版によると、2010年に定められた愛知目標20項目のうち、達成されたものは一つもない。「部分的に達成」と見なされたのはわずか6項目である。

しかし専門家は、今すぐ正しい決定を下せば、生態系を守るのに手遅れではないと指摘している。そして、そのような決定に基づいて取られた行動が成果を上げることは実証されている。

例えば最近の研究では、保全プロジェクトにより、最大48種の鳥類および哺乳類が絶滅を免れたことが明らかになった。これは、生物多様性の保護を目的とする国際合意が署名された1993年以降の成果である。

これらすべてが意味するのは、ニューギニアの植物相を記録する研究者らの緻密な作業が、かつてないほど重要になっているということである。

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