このオランダのサッカースタジアムは、自ら発電し、その電力を電気自動車のバッテリーに蓄える

The Arena stadium building is pictured in this aerial shot of Amsterdam, Netherlands, June 14, 2017. REUTERS/Cris Toala Olivares
Green goals ... Amsterdam's Johan Cruijff Arena creates enough sustainable energy to support the national grid.Image: REUTERS/Cris Toala Olivares
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オランダのサッカークラブ、アヤックスの本拠地であるアムステルダムのヨハン・クライフ・アレナで、新品と使用済みの電気自動車(EV)用バッテリーを含む大規模なエネルギー貯蔵システムが稼働を開始した。

このシステムは3メガワットの電力を蓄えることができ、iPhone 50万台を充電するか、アムステルダムの7,000世帯に1時間分の電力を供給できる。開発元によると、EV用バッテリーを使った商用エネルギー貯蔵システムとしては欧州最大だという。

このシステムは電力変換ユニットと、新品および使用済みの日産リーフのバッテリー148台分に相当する容量を備える。バッテリーには、スタジアムの屋根に設置された4,200枚の太陽光パネルと電力網から得た電力が蓄えられる。

Image: 日産

照明を絶やさない

主な目的は、停電時や電力使用量が多いときにスタジアムへ予備電力を供給することだ。持続可能なエネルギーを安定して供給するだけでなく、コンサートなど大量の電力を消費するイベントの開催中には、オランダの電力網への負荷も軽減する。

需要が少ない時間帯には、スタジアムから電力網へ電力を供給することもできる。

アムステルダムのヨハン・クライフ・アレナ。Image: 日産

「停電時でも、アレナには相当量の電力が確保されています」と、ヨハン・クライフ・アレナのイノベーション担当ディレクター、ヘンク・ファン・ラーン氏は声明で述べた。「その結果、スタジアムはオランダの電力網の安定化に貢献するでしょう。」

バッテリーのセカンドライフ

自動車メーカーは、EV用バッテリーが性能のピークを過ぎた後、どう活用するかという課題に取り組んでいる。

リチウムイオン電池は、車両から取り外された後も何年にもわたり電力を蓄えられる。日産を含む複数の自動車メーカーが、EV用電池を家庭用蓄電に再利用するプロジェクトに取り組んでいる。

日産によると、スタジアムに導入されたこの新システムは、セカンドライフバッテリーが「エネルギーシステム全体をより効率的で持続可能なものにする」役割を果たせることを示している。

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