メキシコ市(ロイター)—メキシコ政府は太平洋にイリノイ州と同規模の海洋公園を設置した。北米最大の海洋保護区で、エイやクジラ、ウミガメをはじめ、この地域に固有の数十種を保護する。
メキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領は金曜日、バハ・カリフォルニア半島の南東約390 km(242マイル)に位置するレビジャヒヘド諸島を国立公園に指定した。
レビジャヒヘド諸島を構成する4つの火山島と周辺海域には、エイ、ザトウクジラ、ウミガメ、トカゲ、渡り鳥など、動植物数百種が生息している。
この諸島は、固有種が豊富な火山島で、生物学者チャールズ・ダーウィンに着想を与えたエクアドル領ガラパゴス諸島になぞらえ、「北米のガラパゴス」と呼ばれることもある。
面積148,000平方キロメートル(57,143平方マイル)のこの海域は、マグロやサワラなど、商業漁業の対象となる魚種の産卵場となっている。
今後はあらゆる漁業活動が禁止され、島々でのホテル関連施設の建設も禁じられる。
ペニャ・ニエト大統領によると、環境省と海軍は「リアルタイムの遠隔監視、漁業者を対象とした環境教育、違反者への制裁を含む監視、装備、訓練活動を実施する」。
この海洋公園の設置は、商業漁業によって大きな打撃を受けた魚類の個体数回復に役立つと期待されており、世界自然保護基金(WWF)と英国の億万長者リチャード・ブランソンから称賛された。





