フランスは、再生プラスチック製のボトルをバージンプラスチック製より安くし、プラスチック使用に関する規制をさらに強化する計画だと、政府閣僚が述べた。
環境担当副大臣のブリュヌ・ポワルソン氏は週刊紙「ル・ジュルナル・デュ・ディマンシュ」(JDD)に、政府は埋め立て処分への課税を引き上げ、リサイクル事業にかかる付加価値税を引き下げる計画もあると語った。
こうした措置を求めてきたヴェオリアやスエズなど、フランスのリサイクル企業にとって追い風となる。reut.rs/2nBen06
ポワルソン氏によると、より多くのプラスチック廃棄物をリサイクルに回すため、フランスは消費者にリサイクルを促す目的で、製品価格の最大10%に相当する割引・割増制度を導入する。
「明日、2本のボトルから選ぶとき、片方は再生プラスチック製でもう片方はそうでなければ、前者のほうが安くなります」と同氏は述べた。
時期は明らかにしなかったが、2019年初めに政府がプラスチック汚染対策の追加的かつ具体的な措置を発表すると述べた。
前のフランス社会党政権は2016年、2020年1月からプラスチック製ストロー、カップ、皿を禁止すると決めた。一方、エマニュエル・マクロン大統領の中道政権は、一部の欧州諸国が導入したようなプラスチックボトルのデポジット制度を導入する提案を退けている。
マクロン大統領が掲げる2025年までのプラスチックリサイクル率100%という目標の達成を、業界の善意に頼るだけで十分なのかと問われ、ポワルソン氏は、新たな規制を急いで導入すれば防御的な反応を招くと述べた。
「2年たっても進展がなければ、規制を導入します」と同氏は述べた。
フランスのプラスチック包装廃棄物のリサイクル率はわずか25.5%で、欧州で下から2番目だ。統計ポータルのユーロスタットのデータによると、ドイツとオランダはいずれも約50%となっている。bit.ly/2B7MtCu
フランス有数の小売業者E.Leclercの最高経営責任者(CEO)、ミシェル=エドゥアール・ルクレール氏はJDDに、2020年の使い捨てプラスチック食器禁止を前に、同社の店舗では2019年第1四半期末からこれらの商品の販売を取りやめると語った。
同氏によると、これらの商品は、再利用可能な製品、または段ボールや竹など、より環境に配慮した素材で作られた使い捨てカップや皿に置き換えられる。
ルクレール氏によると、同社はフランス北部の一部店舗で、顧客のロイヤルティカードにポイントを付与するプラスチック・ガラス瓶のデポジット制度も試験導入している。





