これらのエストニアのボランティアは、気候変動との闘いで自ら泥にまみれて取り組んでいる

Volunteers build a dam to restore a bog near Palmse, Estonia August 30, 2020. Activists in Estonia are working to restore its old bogs, which were drained in the Soviet-era to extract peat and are now leaking greenhouse gases. Picture taken August 30, 2020. REUTERS/Ints Kalnins - RC20PI90BKJV
Peatlands account for a third of Estonia's greenhouse gas emissions.Image: REUTERS/Ints Kalnins
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  • エストニアのボランティアは、湿原の再生に向けて協力して取り組んでいる。

  • 排水された湿地からは温室効果ガスが排出されており、同国の温室効果ガス排出量全体の3分の1を占めている。

  • 泥炭地には、世界中の森林をすべて合わせた2倍の炭素が蓄えられているが、その面積は世界の地表のわずか3%にすぎない。

エストニアの森林の奥深くで、ボランティアのグループが、前世紀に採掘目的で排水された湿原の再生に汗を流している。この湿原は、湿った重い土の中に閉じ込められなくなった温室効果ガスの主要な排出源となっていた。

同国の二酸化炭素排出量の3分の1は、泥炭を採掘するために排水された湿原に由来する。泥炭は、数千年にわたってそこに蓄積された可燃性の物質で、工場や家庭の燃料として、あるいは天然肥料として利用されてきた。

エストニア、パルムセ近郊で湿原を再生するため、ボランティアが堤防を築いている。Image: REUTERS/Ints Kalnins

この問題に直面しているのはエストニアだけではない。排水された湿原は、バルト海沿岸地域や北欧の他の多くの地域で二酸化炭素を漏出させている。

「子どもの頃、湿原の近くに住んでいました。叔父がそこでガラス工場を所有していて、工場で湿原の泥炭を燃やしていたのです」と、65歳の退職者であるマイエ・マティエクさんは語る。

彼女と他の6人のボランティアは、長靴とゴム手袋を身につけて一日を過ごし、森の地表を掘り起こし、濃褐色の大きな泥炭の塊を移動させる作業を手伝った。

彼らは、湿原の排水に使われていた水路を掘り起こし、その後、泥炭でその水路を塞いで、湿地の環境を再現している。

泥炭地は地球の陸地表面のわずか3%を占めるにすぎないが、その堆積物には、世界の森林をすべて合わせた2倍の炭素が含まれている。

デンマーク、オランダ、ドイツなどのヨーロッパ諸国では、泥炭を採取するために湿地がほぼ完全に破壊されてきた。

気温の上昇も泥炭地からの温室効果ガス排出の一因となっており、シベリアやインドネシアなどの地域では、湿原が自然に乾燥し、泥炭に火がついている。

欧州連合では、泥炭地の再生は、2050年までに正味排出量をゼロにするための、計画中の1兆ユーロ規模の基金の一要素となっている。

また、スコットランドでは、蒸留所が泥炭で加熱した火で湿った麦芽を乾燥させ、ウイスキーにスモーキーな風味を与えているが、同国は今後20年間で2億5,000万ポンドを投じて湿原を再生する方針を決めている。

エストニアに戻ると、ボランティアたちは、水が漏れないよう、溝を埋めた地面を踏み固めて作業を締めくくる。

「自然を助けているという実感があります」と、ネパール出身の28歳の学生で、ボランティアのビプラビ・バッタライさんは語る。森のブルーベリーをつまみ、共用の鍋から魚のスープを口にしながら。

「でも、キャンプや食事、そして良い仲間との時間も楽しめるんです。」

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