2015年と2016年は観測史上最も暑い年になる見通しで、 英国気象庁(UK Met Office)の新たな報告書によると。科学者らは、自然の気候サイクルの逆転が人為的な炭素排出と相まって、気温を過去の記録を上回るまで押し上げると考えている。今後の2年間は、地球温暖化にとっての転換点になると予想されている。
ここ数年、極端な気象現象の発生件数が増加しているにもかかわらず(これは気候変動が差し迫った現実であることを示す証拠として一般に受け入れられている)、世界の気温が上昇する速度は緩やかに鈍化してきた。多くの人々はこれを地球温暖化の自然な「一時停止」によるものだとしてきた。しかし、世界各地で収集された最近の気象データは、より暗い実態を描き出している。すなわち、この停滞は海洋に熱が蓄えられたことが原因だったという。海が暖まりつつある今、世界もまた暖まっていくだろう。
このグラフは、 NASAのデータに基づき、過去20年間に世界の気温がどのように上昇してきたかを示している。2015年(太字、オレンジ色)はグラフの最上部に沿って推移しており、今年8月時点でも下降の兆候は見られない。2014年、2010年、2005年もグラフの温暖な側に沿ってジグザグに推移しており、その配置は過去10年間に世界の気温上昇が明らかに加速していることを示している。
出典: Hotwhopper
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執筆者:Anna Bruce-Lockhart は世界経済フォーラムの編集者です。
写真:2015年6月24日、カリフォルニア州カーディフ近郊で、沈みゆく太陽のそばを飛行するヘリコプター。REUTERS/Mike Blake



