私は2001年に、ある単純な理由からベジタリアンになりました。動物を苦しめたくなかったのです。その数年後、動物そのものが害を受けるだけでなく、家畜を飼育することが地球を損なっていると知り、衝撃を受けました。
2003年、私はニューヨークから香港に移りました。当時、ベジタリアンとしての生活は大変でした。植物由来の食材を買うのは難しく、ほとんどのレストランにはベジタリアン向けのメニューがありませんでした。そこで生まれたのが、週に1日は肉を控えることを人々に呼びかける「Green Monday」というアイデアです。これは、なぜ変化が必要なのかを人々に伝え、健康的で持続可能な植物由来の選択肢を提供して人々に力を与える手段でもありました。
Green Monday運動は2012年4月の地球の日に始まりました。その使命は、個人、コミュニティ、企業が持続可能かつ健康的に、そして意識的に行動できるよう力を与える、革新的で多様なプラットフォームを用いて、気候変動、食料不安、健康の悪化、動物福祉に取り組むことです。
あれから時が経ち、今では植物由来の食事が大いに盛り上がっていることを見て、私たちは大変喜んでいます。Googleの検索語の急激な伸びが示すように、ビーガンへの関心も急上昇しています。
しかし、この潮流が勢いを増している一方で、特に動物性たんぱく質を使わずに料理するのが難しい家庭では、食生活の大きな転換をらうとらう人がまだ多くいます。自宅のキッチンで環境に配慮した食事を始めるきっかけとなる5つのヒントをご紹介します。
1. 食の2.0を探る
ビーガンは玄米と豆腐しか食べないと今も考える人がいますが、ここ数年で植物由来の食事は急速に進化しており、その大きな要因は食品技術の革新にあります。次のような新興ブランドが Beyond Meat、JUST、 Gardein、 Daiya、 Miyoko’s、そして当社が自ら育成した Omnipork by Right Treatは、世界中で大きな注目を集めています。これらの食材は調理が簡単で、植物由来の料理を自宅で試したいと考える人なら誰でも手軽に取り入れられます。

2. スーパーフードを選ぶ
懐疑的な人々からよく寄せられるもう一つの質問は、「ビーガンは栄養をどこから得ているのか」というものです。そこで登場するのがスーパーフードです。ケール、ビーツ、キヌア、チアシード、スピルリナ、アボカド、マカなど、挙げればきりがありません。これらの栄養豊富な主要食材は人気が高く、容易に入手できます。簡単な目安としては、色とりどりの食事をとることです。色ごとに独自の健康効果があるからです。
3. 有名人から刺激を受ける
優れたアイデアを提供する有名人や有名シェフの数は増え続けています。ソーシャルメディアからオンラインのレシピや料理本に至るまで、環境に配慮した食生活は手の届くところにあります。ビヨンセやトム・ブレイディのビーガン向け食事プラン、そしてエレン・デジェネレスやアリシア・シルバーストーンのレシピ本による後押しがあれば、自宅のキッチンで試さない理由はありません。
4. 国際的な視野を持つ
ビーガンはサラダしか食べないと誰が言ったのでしょうか。地元の食材を調達することが推奨されていますが、世界各国のレシピに挑戦してみる価値は大いにあります。タイ料理、インド料理、イタリア料理、中華料理まで、可能性は無限に広がっています。Green Commonのレストランでは、Beyond Burgerと担々麺を同時に楽しむことができます。


5. ソーシャルメディアを活用する
ソーシャルメディアでは、すぐにインスピレーションを得られます。食欲をそそるレシピ、話題の飲食店、洗練されたフードスタイリングのアイデアが、ハッシュタグひとつで見つかります。#vegan、#veganism、#plantbasedをクリックすると、その圧倒的な多様性に驚くことでしょう。
誰もが変化の担い手になれます。毎日が地球の日です。正しいことを行うのに、いつでも適切な時です。そして、自分自身と地球を助けるための最も簡単で効果的な方法は、肉の消費量を減らし、より植物中心の食生活へと移行することです。
デイビッド・ヤンは、シュワブ財団の「2018年の社会起業家」の一人です。





