海を守るために闘う5人の素晴らしい人々

Tourists snorkel near a turtle as it looks for food amongst the coral in the lagoon at Lady Elliot Island north-east of the town of Bundaberg in Queensland, Australia, June 9, 2015. The lagoon, which is occupied by turtles during high tide, is only accessible for snorkelling during this time. UNESCO World Heritage delegates recently snorkelled on Australia’s Great Barrier Reef, thousands of coral reefs, which stretch over 2,000 km off the northeast coast. Surrounded by manta rays, dolphins and reef sharks, their mission was to check the health of the world's largest living ecosystem, which brings in billions of dollars a year in tourism. Some coral has been badly damaged and animal species, including dugong and large green turtles, are threatened. UNESCO will say on Wednesday whether it will place the reef on a list of endangered World Heritage sites, a move the Australian government wants to avoid at all costs, having lobbied hard overseas. Earlier this year, UNESCO said the reef's outlook was "poor". REUTERS/David GrayPICTURE 9 OF 23 FOR WIDER IMAGE STORY "GREAT BARRIER REEF AT RISK"SEARCH "GRAY REEF" FOR ALL PICTURES - GF10000143346
'While only 5% of the ocean has been explored, evidence suggests the entire ocean ecosystem is seriously under threat'Image: REUTERS/David Gray
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海は、私たちが呼吸する酸素の半分以上、世界の生計の少なくとも9分の1を支え、さらに炭素吸収システムとして、これまで気候変動を抑制してきました。

海洋のうち探査されたのはわずか5%ですが、その生態系全体が深刻な脅威にさらされていることを示す証拠があります。海の魚の数は、1970年以降の50年間で半減しました。サンゴ礁は、わずか40年前と比べてはるかに頻繁かつ広範囲に白化し、無数の種が危険にさらされています。毎分、ごみ収集車1台分に相当する量のプラスチックが海に投棄されていると推定されています。

世界のプラスチック生産量の増加(1950~2014年)

Image: エレン・マッカーサー財団

これを受け、世界の若きリーダーたちが、地球の豊かな海洋資源を回復し、保護するための多面的な運動を築いています。民間企業、メディア、草の根団体、多国間機関などで活躍する彼らは、何世代にもわたって海が生命の源であり続けるよう力を尽くす人々です。

観光を通じて海岸線を守る

グロリア・フルクサ・ティーネマン、イベロスター

グロリア・フルクサ・ティーネマンは、海辺の観光がもたらす影響を変えています。欧州有数のホスピタリティ企業の一つ、イベロスターのCEOとして、35カ国にある110を超えるホテルに直接影響を及ぼしています。そのうち80%以上が沿岸部にあります。グロリアの取り組みであるウェーブ・オブ・チェンジを通じて、イベロスターは海洋と海を保全し、その価値を高める行動計画を策定しました。これには、使い捨てプラスチックを生分解性素材の製品に置き換えること、ホテルのメニューに載る魚のトレーサビリティを確保すること、サンゴ礁保全の研究に資金を提供することが含まれます。

海洋に関する十分な情報に基づく政策決定を促す

ララ・セトラキアン、オーシャンズ・ディープリー

ララ・セトラキアンは、海洋への理解を深める情報を広く社会に届けています。複雑な世界的課題の報道を充実させる新興メディア企業、ニュース・ディープリーの共同創業者兼編集長として、ララは海洋関連ニュースを扱う専門プラットフォーム、オーシャンズ・ディープリーを立ち上げました。サンゴ礁の危機、プラスチック汚染、海洋保護区の設置といった注目課題の報道にとどまらず、公海のガバナンスや深海採掘など、十分に取り上げられていない問題への認識を高めることも目指しています。

海洋に配慮した投資に資金を供給する

パワン・パティル、世界銀行

パワン・パティルは、世界銀行の海洋関連数十億ドル規模のポートフォリオを支える立役者です。世界各地の科学者、政策実務者、金融専門家と連携し、地球の海洋資源の豊かさを明らかにするとともに、持続可能で海洋に配慮した「ブルーエコノミー」を推進する記事を数多く執筆してきました。世界銀行の上級エコノミストであるパワンは、海洋に関わる途上国を支援する複数の革新賞も受賞しています。沿岸地域にルーツを持つ家族の背景に後押しされ、特に非工業化経済圏の海事・沿岸コミュニティの生計向上に取り組むパワンの姿勢は、海洋開発への適切な投資を促すでしょう。

若者に海洋生物を守るよう呼びかける

ハンリ・プリンスルー、アイ・アム・ウォーター

南半球の2人の女性が、若者とその家族の世代を超えて、海を大切にする心を育んでいます。南アフリカ出身のハンリ・プリンスルーは、海洋保全トラストアイ・アム・ウォーターの創設者兼CEOです。同団体は、地球規模で「ブルーマインド」の運動を巻き起こそうとしています。チームは多様なコミュニティと海をつなぎ、波の下に広がる生命を自らの目で知る機会を提供しています。影響力のある慈善活動家や恵まれない環境にある若者に水中環境の神秘と美しさを体験してもらうことで、ハンリは海を守ることへの愛情と決意を育んでいます。

カースティン・フォスバーグ、プラネタ・オセアノImage: ロレックス/フランソワ・シェール

ラテンアメリカでは、カースティン・フォスバーグが多数のボランティアを動員し、プラネタ・オセアノを通じて、ペルーをはじめとする地域の沿岸コミュニティに海洋環境についての力を与え、知識を広めています。ペルーの巨大なオニイトマキエイに法的保護を与えるキャンペーンの推進役として、カースティンは観光客や地元の漁師を市民科学者として組織し、この種を守るためのデータ収集を行いました。彼女のビジョンを受け、ペルー政府はこの巨大な魚を法的に保護しました。カースティンは現在、戦略的な観光と地域コミュニティの活性化を通じて、より幅広い保全活動の実現を目指しています。

海洋の健全性を高める技術的解決策を見つける

ニナ・イェンセン、REVオーシャンImage: ケリ・ルーベン・ストロム

海洋保護についてはよく語られますが、ニナ・イェンセンは、それを行動に移そうとしています。現在、世界最大の調査・探検船を建造中のREVオーシャンでCEOを務めています。この船には常時60人の研究者が乗船でき、世界の海洋に向けた持続可能で環境に責任を持つ解決策の発見が期待されています。WWFノルウェーで15年間働いた経験を持つニナは、海洋と保全、そして海が健全に繁栄するために必要な具体策を見つけることに、強い決意と情熱を注いでいます。

個々の取り組みを通じて、彼らはすでに各国や地域の生態系に不可欠な変革の担い手として認められています。さらに、彼らの連携した活動には、陸上と水中の生命を結ぶ繊細な相互依存関係を守る力があります。

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